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黎明
(
れいめい
)
に
慟哭
(
どうこく
)
の如 荒れ狂う風雨 硝子戸叩く 水無月
27
干し鰈ふわふわの身を食むときに海の気配が二、三分なり
31
夏の夜空に雪を舞わそう
4
朝一で飲む手作りの甘酒は牛乳割りで免疫強化
14
空に向け枝伸ばしいるユキヤナギ萌黄色の葉風に任せて
12
暑い時半解凍で
勧
(
すす
)
めんと三連プリン
凍
(
こお
)
らして置く /暑さが来ます
23
長嶋に幾たびともなく重ねてた生きてく挫折のそのたびごとに
14
噺家
(
はなしか
)
の 手のひらに乗り 転がされ 二人で笑い 福来たらんと
31
君の手に触れられ 僕の体温は 沸騰しそう まだ慣れなくて
15
じぶん・るーる ねこにもあるよ ねんねまえフミフミだとか 毛づくろいとか
17
ひさびさに聞いた「なんじゃらホイ」うれしく お歌を何度も見返し微笑む>私と母の口癖「なんじゃらホイ」なのです(笑)😸
11
下の名で呼び合う仲に憧れて あなたは呼び捨てで私はさんをつけて
10
移動する 景色見ながら オンになる 仕事モードに 変身完了!
10
しめり風 半袖男が殖えた朝 正しい夏の足音がする
23
雨期来たる足元からの亜熱帯 今年最初の台風生まる
19
朝市を覗き歩かば懐かしき老人会で編みし伯母の籐かご
38
少年の 光り輝く 目を見れば 明日はきっと いいことがある
10
夢は消え 望みは去りて 手の内に 残るは苦き 思い出ばかり
2
修行だと 思えば少し 腑に落ちる 辛いことほど 鍛えるチャンス
4
明日死ぬ 人に頼れば 幸福も 明日は陽炎 おぼつかぬまま
4
雨
訪
(
たず
)
ね土やはらかに微笑めば庭の友らが豊かにいそしむ
28
涙こそ 流さないけど 本当は 悲しみだらけ 誰に告げよう
7
どんよりと 曇った空を 見上げては きっと明日は 晴れると願う
3
子供しか 心許さぬ 変質者 気持ち悪がれ 肩身が狭い
2
俯けば 足元に咲く 花のよう 人に踏まれて 逞しくなり
5
ひどいこと 言われ続けて 50年 逃げてきました 恐い人から
3
悪口を 言われる度に ふと思う 褒められたこと ありましたっけ
2
五月雨を 早幾月か やり過ごし 晴れ渡り空 色や夏めく
11
雨催い 宿る方便 見失い 別れ間際に 乞う立役者
4
借景のあたらし朝の窓外にサツキ紅白愛でたき花よ
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