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ハッとする一首を求め詠う日々 鳩を飛ばして貴女のもとへ
11
黎明の茜の空を目指し立つメタセコイヤのオーラ浴びをり
27
秋茄子を 嫁に食わすな格言も 歳重ねれば硬く
刃
(
歯
)
が立たぬ
11
秋の田の
案山子
(
かかし
)
の肩を借るカラスともに口開け
涎
(
よだれ
)
を垂らし
6
クラウドの 家族の写真 5万枚 君の写真が 1枚もない
3
秋の夜長 きたのじゅんこさん詩画集「愛」 ヘッセもいいな 八木重吉氏も>『花と空と祈り』より「花をみて」
10
酒喰らい 糞尿まみれ 父親の 転倒骨折 年に3回
8
これ捨てていいから⋯大量推しグッズ たまに姉言う介護の予約
19
夜長の秋 昔の小説 読み返す 酒の肴は 中島らも ※中島らもはアルコール依存症(違法薬物含む)のマルチに活躍した作家です。ちなみに今読んでいる「今夜全てのバーで」は著者の自伝的な小説です。
9
アンティークの ネックレスふたつ 買っちゃった 一つ二百円 掘り出し物なり
12
水の味 変わる水筒 欲しがる息子 その浅はかさ 嫌いではない ※修学旅行を来月に控えた小学生の息子。おそらく友達に自慢したいのでしょう。私も小学生の頃、少年ジャンプの最後のページの通販広告「日武会」のブルワーカー等に憧れたものです。
12
神様?信じないです。良いビジネス?信じないです。ディス?信じちゃうなあ
3
私の心見せても尻尾振る
犬
(
きみ
)
疑いながら撫でてみる
7
さなえでもしんじろうでもすぐ選挙してほしいなと思うもやもや
17
飽きたならやめるのだろがその頃は手遅れになる強い執着/わかっちゃいるけど⋯
12
昭和から使い続ける炊飯器、圧力鍋もすき焼き鍋も
27
ピーラーはスライサーとは似て非なる学者と教授の違いくらいに
22
コーヒーに煙る彼方に富士の山 空の空気もだんだん
漉
(
こ
)
され
11
夜更けて寒さで固まるヤモリ君 手で温めてのっそり帰り
16
お湯張りの温度を上げたこの日から季節は秋になったんだろう
9
踏み切りの 向こうで君が 手を振って 笑っていたのは 一昨年の秋
6
1と僕だったら割り切れる孤独 素数は素敵 1は君です
24
闇雲に 撃たれた銃の 流れ弾 ハートに当たり 君のしもべに
4
発熱の場合午後四時診察の呪符めく張り紙あり立ち尽くす
8
服の下蠢く黒いちぢれた毛 きたねぇ空気になびくかの髪
4
磨きすぎて鏡面みたいな決め台詞が 摩擦ゼロで君をすり抜ける
9
昼と夜 長さが同じ 明日から 夏から秋へ 秋の夜長に
5
叶わない願いというのもあるんだと納得しながら絶望する夜
9
嗚咽する敗者にそっと手を添える ともに涙す優しき聞き手
7
人を惜し我を恨めど古り難し心痛へど為む方無し
6
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