「夢幻」でも つくってみたい また寝ながら 詠んで起きたとき 残れば本物
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生きること続いていくこと 木漏れ日を掬ったようにひかるオリオン
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摩天楼見上げる夜に振るせいで ビルの光が溶けちゃうじゃんか
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彼の吸う煙草は命も燃焼し 吐いた煙は海へ還る
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“未発表”どこまでなんだろ utakataは 雑誌とかではないからオッケー??>よくわからない
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慰めてほしくて必死に綴る文 57577に乗っけて
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詠進歌 ひとつ出来たけど 毛筆の練習しなきゃ 中学以来?
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助けてを言えない人になりました でも察してよ 全力の・
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太陽に照りつけられる夏が好き 白飛びする街 マラケシュになる
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死にたいというのはやっぱり嘘でした 生きたいというのも嘘でした
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ハーレーで私のハート凹ませて煙残してどっか行くなよ
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また明日 晩夏に諦め 合言葉 この数学も また明日
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黒い腹錆びた手首と碧い木々 後悔重ねて目薬は沁みる
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「俺の場合、」で始まる話をはじめたらきみのコーラが急に減りだす
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今もまだ煙を喫んで痛み出す 浅き夢見し君の隣か
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眠くても 連日夜更かす 今日こんにちも 親に怒られ これぞ夏休み
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酔いまくり電柱あたり温かい、 君驚いて振り向き笑う
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中トロを口に入れれば舌ニ枚 噛み締めるのがちょっと怖くて
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眠気 断りもなしに無理やりに俺を未来へ連れて行くモノ
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去る時間 樽に入れずに飲んじゃってワインできずに太っていくよ
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王族も大変と言う人たちに 「お菓子もなけりゃパンもねぇ!」と言う
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我ザコの魔物ゴブリン まだせめてハーピーなるまでリセマラしたい
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梅干しになりたいんです濃いやつに 皆んな一緒に漬けられながら
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空隙くうげきを湿らすように嗚咽せど 底は砂漠で 声を枯れさせ
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自分の気持ちを人の言葉を借りて、「まさしくこれ」とかいう奴
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かなしくて 泣いていたって 切なくて 胸が苦しい けどお腹は鳴るな
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チビ猫や はなびおわって へいわだね 段ボールにて すやすやねむる
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日が暮れた頃にようやく外に出て人おらずただ虫鳴くを聞く
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「悪気はない、冗談なんだ、怒るなよ。」もう遅いです、ここ地雷原。
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食傷の霞んだ部屋にただ一人 味方するのは傷口の赤
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