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吉野山嶺の桜の散るときは谷の朽ち木に花咲きにけり
7
恥ずかしいと赤らめ始めたら散りゆくサインだ と桜予報士
8
夜光虫のごときスマホに囚われてひっきりなしに聴くジャズピアノ
9
不文律の街を歩けば信号の赤から緑、僕の心音
7
永く走るコツ テンポはスローで息は切れても事切れぬように
5
「ニャーオニャーオ」動けぬ老犬我を呼ぶ いつからキミはねこになったの?
10
世の中の何が正しく嘘はどれ わからなくするネット情報
14
手に負ひし怪我よ鈍重の血なりき美しきものへと近づきたくて
5
満開の桜見上げて深呼吸 君の力に毎年感謝
6
米の死体+魚の死体 結ばれたふたりは幾度世界をめぐる
4
猛烈に長いワンライナーを書く途中入社の強気な彼女
4
そこかしこ 微かな決意 街に咲く星ぼしに似て 日曜の朝
15
おめでとう 百首に拍手 これからも 区切りつけても やめないでよね
5
第六元素純粋触媒より発見す西暦一八九六年・砂時計過程一室四平方メートルの国家
2
散らぬ間に繰り返し見む桜花
来
(
こ
)
む春を待つ身にしあらねば
8
ゆめセピア色の桜を見なさるな思ひ出までの道へ散りつつ
11
桜咲く山路の風を恨むまじ散らずはやがて出でず朽ちまし (「やがて」は「そのまま」の意味
7
花曇り 演奏前の君の顔 少し覗いた朝日が照らす
10
夢前川過ぎりき彼奴こそは敵 芥子菜色の襯衣ぞあざらけき
6
桜咲くLINEでくれし友の絵の桜既読の春追ひかけよ
8
地球物理的運動すなはち万物の起源学家系図に零る洪水計
3
ゆめ知らず智慧の階段踏みしめて錬金化学に塩基無水・素
4
弁証法かじりて反の道歩く きびしき岩場に一輪の花
12
スカイブルー快音響く大谷の「試合はやはりLIVEでしょう」
14
はなみにも苦き思い出ひとひらの 駆ける子ころぶ赤鼻になる
13
詠み人の 花鳥風月様々に 春光うららに うたかたに降る
23
初恋をしたがる古希はラブレター書きまくってもまだ出会いなし
2
春なのに出会いの春じゃなく待っているのは自由だけどエレジー
2
川柳に七七を足す仲なのに出会いまだなく春はいつかな
2
嫌いだと言われ泣き泣き諦めた夜に出会いがありまた女
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