母命日お茶送り来し叔母宛に高齢思いて味噌汁いろいろ
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葉ボタンと パンジー植えた 庭のすみ 冬を彩る 癒しの妖精
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訳ありて 行事自粛し スルーした 息子がくれた 小さなケーキ
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いつも会う人が見えねば意気しずむ見えるだけでも冬うららの日
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こたつ出す タイミングをば はかりかね 猫に懇願 されていそいそ
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カレンダー見ては気ばかり焦ってる 何も無いのにソワソワしてる
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迷惑な隣家の大木たいぼく葉も落ちて 朝の仕事がひとつ終わって
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暖房はつけているけど寒い朝 ねこに窓際は冷えるよといふ(おそとみてる)
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腕時計 くるくる回る 秒針じゃなくてバンドが 一つ締めようか
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5ヶ月の音信不通続いても 静かに貴方きみを想い続ける
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毎日の日課になったあの日から LINEのアイコン消されていないか
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足音に気付いてくれるあなたは僕の見返り美人
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生涯の友を探してみませんか月の会費は三百円です
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列車ゆく黒き枕木しらしらと霜輝きて金剛石
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うろおぼえ作法でやったお葬式いつか慣れる日来たりするかな
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彗星に君の心を乗せたげる さみしさなんて追いつけないわ
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山々のすべてに名前があるように 波もひとつずつ名前があるの
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助け合う 日本の心 健在と 希望を捨てず 上を向く朝
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早や一年 能登の優しき土に問ふ神や仏は御座おわしましたか
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猛暑ならその年の冬大雪と 北国の人予想あたりて
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向かい合い聖夜のカフェでココア飲む夫婦となりぬ長年ながとせたちて
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東雲の 下弦の月が細々と 雲の切れ間に さえ冴え光る 
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北の窓見遣ればあなたの家があるメッカのごとく想いを飛ばす
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史上初とふ八十センチ余の積雪に玄関先は雪の回廊
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紅茶茶碗ティカップむかひあふころわれと妻と横目に黄なる花櫚のあるも
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みつぎもの あくだいかんは ニギニギし わいろとるのは 民度のひくさ \イーロン孫氏ガーファにトヨタ
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朝なさなキツネの見廻り続くらし雪 に幾筋足あと残し
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『一口十』『凸凹八井』いちくちじゅう でこぼこはちいで組みあげた 家からたてた 将来の夢
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タン塩をうまく焼けたらそれでいい今年の功はそれだけでいい
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人生は太く短く面白く後悔は天国で待ってて
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