味のしない アイスティは 誰のせい 惚気ける君は 見てらんない
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光ったぁ!耳をつんざく雷だ 雨もザーザー何だか楽しい
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低気圧抜けて夕焼けは間近いまから今日を始める所存
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夕空に飛行機南に飛んで行く 今日も一日無事に終わった
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朝起きて奈落の底に落とされた 見渡すそこは我が家のリビング
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着てく服アクセサリーも決めている 盛夏の夕暮れキミと見つめる
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7月だ七夕さまがやってくる 彼への短歌増産準備
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豪雨予報便利なれど 雲と風 匂いで雨知る感覚が良し
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やけに涼しい空調でさっきまで居たのがばれるきみは暑がり
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溺れるよな湿気とはやる心臓はきみと海のなかにいるみたい
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「鳩が出ます」そう言うカメラマンを信じ 未だ鳩出ぬまま成人に
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うつ病の 寛解診断を 受けし帰路 涙で前が 見えなかったよ
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ブスなのに中途半端によく出来る最もムカつく嫁でございます
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キュイキュイと ベランダで鳴く 鳥一羽 ねこも反応せずにうたた寝
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雷鳴の 雨降り出し 突然に 憂鬱になった 通院のあと
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靴濡れてTシャツ乾く梅雨晴れに窓開けてみたケリはつかねど
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より戻すときはいつでも寝台で貴女あなたとおでこをくっつけている
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「あたし画を描きたい『綺麗』を信じたい」花びら、スケッチブックにはらり
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足並みを揃えて上がる食品と電気水道 身構える夏
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値上げ前 かなり多めにもとめし乾麺パスタ 50グラムずつ 消費し減らぬ
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ツナ、クリチ、柚子胡椒、ならパスタの方が クックパッドと ひとり問答
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小立野こだつのの歴史街道たどるれば そこに見えるは金大きんだい病院
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閉じかけたつぼみが花ひらくように終わった恋がゆっくり戻る
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これがあの可愛いものから出たのかと 鼻つまみ猫のトイレを眺む
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貧血の まわらぬ頭で 考える どうやら私 バカだったみたい
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🏃‍♂️早くいきたいのならひとりでいけ。遠くへ行きたいのならみんなでいけ!👍言葉だ❗️❕
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頭上で 逆巻く世界 ちぐはぐに 壊れて見えるが どこか正しい
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隠しても隠しても心がはやる 僕に尻尾がなくてよかった
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いちばんの好物最後に食べる癖 治らない、きみに辿り着けない
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桃色の指先と首の黒子と 僕の目を見てくれないまなこ
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