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家庭科の調理実習生卵持参で悲惨な光景多発
13
夜半
(
よわ
)
の秋風誘ふ窓 黒雲に負けじと 居場所示す満月
27
真ん丸だ!
夫
(
きみ
)
が指さす西の空 並んで見つめた早朝の風景
28
十五夜にと月見団子を仏壇へ、されど無月にて十六夜に食ふ
6
振り向けば もう戻れない 青い空 さてここからは フィルムノワール
2
地下鉄の色なき風ぞ吹き枯らす終点の
灯
(
ひ
)
赤く滲めり
15
子供らの 笑顔を見れば もう少し この人生を 歩いてみたい
5
栄光を 望み続けて 現実は 変な爺さん 頑張ってます
4
新しい 人との出会い 良きにつけ 悪しきにつけて 面白き事
2
新しい 事が起きてる 内はまだ 生きてる感じ 結構してる
2
人生が 一日として 今何時 まだ夕方か 深夜12時
2
なんだろう 小さなネジが ただ一つ 机の上に 転がっている
4
恩返さむ膝を痛めし妻の横 杖の音ふたつ空に溶けゆく
30
明らかに 日の出が遅く なりました なにも変わらぬ 人間社会
3
咳も出る 今日は最悪 コンディション 行かねばならぬ 研修の日
4
真っ白な 誰も知らない キャンバスに 絵具をつける 人生模様
4
人生は 甘さ苦さも いぶし銀 使い古した デニムのパンツ
3
眠りつく 頭の中の 螺旋階段 天のぼる夜 地下おりる夜
2
雲間から そっと顔出す仲秋の 蒼き名月苅田を照らす
24
月見酒 はちみつのお酒でも よいけれど せっかくだから 秘蔵の梅酒(龍王)
15
満月や
(
フルムーン
)
龍のかたちの 雲の上 煌々と照る ひかり降り注ぐ
20
今ここに在るものだけは
吾
(
われ
)
のもの有り難きかな共に明日あり
6
日常の繰り返しだけ寂しくて僅かな夢を愉しむ夜中
6
わからないこの子は何処に向かえしか吾の傍に居て何を夢見る
7
別れたり二色の土の崖崩れ中央構造線を見るなり
5
縄文の諏訪の
湖
(
みずうみ
)
優し色ビーナスに会う尖石遺跡
5
プニプニを愛でる血縁さっぱりで猫への愛は弾き飛ばされ
8
ランナーの伸びた苗など選びてはランナー付けよとそっと土のうえ
21
無理かもと思いつ苺の秋苗に飛びつき庭の無い窓で植え
28
今日の日が慌ただしいと感じても多分みんなは普通にそうだ
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