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少し青い甘みがなくて酸っぱくて そういうトマトに塩かけて喰ふ
19
よじ登る城の階段前後ろで「介護します」と息子ら笑う(犬山城)
25
あつめしのまんなかあたりに穴を掘り なまたまご入れおしょゆをちょびっと
16
違うから 玉ねぎ切ってるせいだから 自分の意志とは関係ないから
16
星降る夜 またステージで 歌いたい 懐かし日々と 恥知らず日々
21
秋の日のないものねだり重なりて夕暮れの月いつもより濃く
12
船室で「お疲れさん」の乾杯す
明日
(
あした
)
からまたそれぞれの日常
26
秋の陽に煌めき眩し海原を目に焼き付ける旅の終わり
27
夕焼けに ランタナの花なお
明
(
あか
)
く あの日の空もこんなだっけか
16
丸暗記終わりのない単語をみる私の電車満員電車
12
振る舞いの 素敵な夫婦の 雑貨屋で 貴女の喜ぶ プレゼント探し
21
特売のアメリカ産の松茸も 酢橘しぼれば極上の菜
19
六時間トイレに行かず眠ったら ああよく寝たと自分をほめる
20
三十八年
(
みそやとせ
)
片想いでも 夢叶う 君の涙に いにしえ輝く
23
風呂上がり ワインの休日 サラダ2種 栗ご飯にて 連休の〆
17
歳食えば失敗しても謝らない わざとじゃないと威張って応ふ
10
歳下のあの俳優がじじい役 秋風脇を冷たく抜ける
19
タルタルのソースが付いたカキフライ チンして分離 やっちまったる
11
川沿いの道をゆっくり歩いてく犬の散歩をする小学生
5
孫ら去り片付け終えたテーブルに二杯分のコーヒーを淹れる
31
立ち上がる義勇の民に恐れなし山賊
庇
(
かば
)
いて血迷う上司
9
朗読会 奇跡を集め 音楽と 宮沢賢治に 酔いしれる秋
24
在り様は如何ともし難くて汚辱の中を優雅に遊ぶ
7
同じ背の姉妹か ふたりおそろいの服 母親と手を繋ぐ坂
27
スーパーでビニール袋買うたびに小泉(進)の顔がちらつく
19
恋の歌詠む人多く喜ばし愛とは何ぞ金婚の果て
11
膝は痛いものだと覚悟決めたから来月イベント行ってきます
24
全員に滅亡ボタン渡されて
2
秒で滅びる 人類らしいね
4
ネトフリで
二十年
(
ふたとせ
)
前のドラマ見て今見る吾や昔日の吾を / 昔のドラマ、何気に味わい深いです。
9
来客の「ごめんください」の掛け声に 『!呼び鈴の電池 切れたんだった!』
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