少し青い甘みがなくて酸っぱくて そういうトマトに塩かけて喰ふ
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よじ登る城の階段前後ろで「介護します」と息子ら笑う(犬山城)
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あつめしのまんなかあたりに穴を掘り なまたまご入れおしょゆをちょびっと
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違うから 玉ねぎ切ってるせいだから 自分の意志とは関係ないから
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星降る夜 またステージで 歌いたい 懐かし日々と 恥知らず日々 
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秋の日のないものねだり重なりて夕暮れの月いつもより濃く
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船室で「お疲れさん」の乾杯す 明日あしたからまたそれぞれの日常
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秋の陽に煌めき眩し海原を目に焼き付ける旅の終わり
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夕焼けに ランタナの花なおあかく あの日の空もこんなだっけか
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丸暗記終わりのない単語をみる私の電車満員電車
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振る舞いの 素敵な夫婦の 雑貨屋で 貴女の喜ぶ プレゼント探し
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特売のアメリカ産の松茸も 酢橘しぼれば極上の菜
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六時間トイレに行かず眠ったら ああよく寝たと自分をほめる
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三十八年みそやとせ片想いでも 夢叶う 君の涙に いにしえ輝く
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風呂上がり ワインの休日 サラダ2種 栗ご飯にて 連休の〆
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歳食えば失敗しても謝らない わざとじゃないと威張って応ふ
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歳下のあの俳優がじじい役 秋風脇を冷たく抜ける
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タルタルのソースが付いたカキフライ チンして分離 やっちまったる
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川沿いの道をゆっくり歩いてく犬の散歩をする小学生
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孫ら去り片付け終えたテーブルに二杯分のコーヒーを淹れる
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立ち上がる義勇の民に恐れなし山賊かばいて血迷う上司
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朗読会 奇跡を集め 音楽と 宮沢賢治に 酔いしれる秋
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在り様は如何ともし難くて汚辱の中を優雅に遊ぶ
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同じ背の姉妹か ふたりおそろいの服 母親と手を繋ぐ坂
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スーパーでビニール袋買うたびに小泉(進)の顔がちらつく
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恋の歌詠む人多く喜ばし愛とは何ぞ金婚の果て
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膝は痛いものだと覚悟決めたから来月イベント行ってきます
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全員に滅亡ボタン渡されて 2秒で滅びる 人類らしいね
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ネトフリで二十年ふたとせ前のドラマ見て今見る吾や昔日の吾を / 昔のドラマ、何気に味わい深いです。
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来客の「ごめんください」の掛け声に 『!呼び鈴の電池 切れたんだった!』
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