できうれば こころ知りたる 歌詠みに 「票」託したし うたかたの夢
11
見渡すと暗くて最初驚いた 自分が光る旗だったのに
4
浮き世では価値の色彩しきさいとりどりも守なき破離ぼて砂楼をおぼえん
11
辛いのは今が一番なわけでなくあれは楽だと思う日が来る
20
ボケ防止 散歩の途中 メモを取る 昨日の夕食 焼きビーフン
9
ひまわりで できた迷路を 散歩する 揺れる花見て ゆとりを感じ
25
久方の 真夏の雨は 滝のよう 涼しさ超えて 寒さを覚え
19
人々の営んだ かつての楽園 朽ちても残る 軍艦島よ/行ってみたい(^^)
23
雨後の宵窓辺に立ちて見おろせば遠くの街の灯りさざめく
24
風吹けば杉の木陰に玉散りて涼しくなりぬ夕立のあと
19
マルチーズ心ありげに返り見る麻女に引かれ声かけぬまま
21
農村の時の遺産の舞台では地元の役者が江戸歌舞伎舞ふ
31
消えてゆく、産み落とされた短歌たち 君たちは今、幸せですか 
11
タクシーで「ごしていのみちは?」と問はるるも一本道ゆゑ返事に詰まる
12
おなじ間違いを三度繰り返すもAIに思ひ込みなぞあるはずもなし
7
夏至過ぎて 一日ひとひの長さに感謝する 疲れは溜まれど満ち足りてをり 
19
ところでさ あやしいわよね あのふたり おんなじなのよ キーホルダーが
12
ハーブティー飲みつつ(少々)片付けしていたら なんと懐かし「花のくちづけ」
17
5年間 慈しみ合った 想い出と 君の居場所も まだこの胸に(同人誌「ねこのあしあと」〜子供の体温〜より、四首目)
17
わたしへの悪口なんて、聞こえないくらいがちょうどいいのさ
9
久しいね、友よ。私は変わらないから、君も変わらないでおくれよ。
9
きみの人生のエンドロールに、僕の名前は何番目に出てくる?
10
地の果てで高く輝くきらめきの主はあなただ まばゆいあなた
16
贅沢は時間であると言っていた車持てずに時のだゝ漏れ
24
君のこと綺麗に出来る自信ないエアコン掃除はダスキンにする
21
灼熱の大気吸い込み息を吐くエアコンだって歯みがきしたい
23
わかれうたなんで今ごろ身に沁みる辛くないのに泣いてないのに
27
失恋教尊師崇める者たちをあざ笑えないリピート再生
16
ねこたちは 「おかあちゃん」居て うれしそう キミはどうかな さてさてどうかな
18
夏のチョコ俺とそっくり暑すぎて肝心な時溶けてるところ
11