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しゅわしゅわわ 泡に詰まった 夏への期待はどこへ消えたか あと一日の夏課題
8
この1年喜怒哀楽を閉じ込めた 5行日記は本日終了
30
夢を喰うバクにも趣味はあるようで溜息までは食べてはくれぬ
17
人肌の恋しい季節がやってきた 汗ばむ君の素肌に触れたい
6
なるほどね、そうしてああしてそうすれば、いい歌ってのはできるのね……あれ?
9
エンジェルがミルキーウェイをつくるとき零した星がきみのそばかす
16
コンクリの割れ目に根付く百日紅刈らずにおけば赤き花咲く
36
傘持って用心したけど雨降らずいつになるやら梅雨明け宣言
13
トロイメライトロイメライオルゴールの一部になって爪弾く感傷
11
夏の日に咲き続ける紫陽花は
他
(
た
)
に比べてはかなきものなり
7
あの人の名前も呼べず漏れる息 いざと言えどもやすろふばかり
5
この想い抱きしときはいつなのか 気づけば意識はあの人へ
5
櫻花蕾も咲かず戦地まで 気づけばここは花の都
4
硬筆や最初は良いが書くにつれ 手も動かず目をも惑わす
4
昭和初期これほどの時代がありようか これを見て君は何を想うか
5
大正やその
命
(
めい
)
こそ短いが 無碍な時代と思うらむ
5
櫻花歌えし君の短歌より 國への想い弱くなりにけり
4
駅行けば選挙活動いつまでも 我はさんせい祖国を変えろ
4
ブロッコリージュレは光と水の彩り 味は悲しき夢の残骸
8
ぐるぐると回る日々の光ささやかに 使い切りシャンプー我を癒やす
7
あの人を想って今や数か月 実るときはいつになるのかな
6
ホールケーキあの日の愛のあたたかさあれが命の光となる今
6
冬という常識を背負い苦しむコートをみている 半袖雨七月に
9
エアコンの作動灯だけ光ってる何とも寒し吾の寝室
11
目のまえの蛇口ひねれば雨が降りきゅっと閉めたら晴れる 信じる?
10
日常を 羨み跡をついてくる 短き命の 蚊柱や
10
塩辛い氷イチゴを特注し
美味
(
うま
)
そうに食う客はドラキュラ
13
静かなる 古びたバーで ウイスキー 琥珀色した 大人の時間
20
赫か赫かと赤銅色に灼けた腕 惚れ惚れ眺む夏のナルシズム
18
ぼうっとして
日傘
(
かさ
)
と間違え靴べらを手に
出
(
い
)
でしこと
夫
(
つま
)
には内緒
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