不意に来るすすべ無いよな雨風あめかぜと息苦し程の湿度にまい
23
夕立の名残なごりは軒にしたたりて雲遠ざかる蝉の諸声もろごゑ
23
梅雨明けがこれまでになく早くてもセミの初鳴きいつものとおり
17
暗黒のけむりの如き排気ガス バス発車時に吐き出されおり
27
イタリアンブレインロットが流行る組知らぬ先生子に教わりぬ
14
七月号表紙デザイン夏の朱へ結社デビューはいよいよ次号
12
登校す子は一日で熱さげてすごいな少年我なら三日
11
ひと月後つどふ友らの顔うかべ弾むこころは水たまり跳ぶ
15
ささやかな虹を小指に引っ掛けて驚くだろう夜を見せたい
7
財布から君とのデートのレシートをしおり代わりに歌集へしのぶ
15
ゲジゲジは何故にシンクに降りてくるそこは君らに危険な場所だ
20
あまぐものむこうにうすく光差す しょっぱきあとにほの甘さ残る
12
昨日より少し綺麗な音がする吹き抜けてゆく風とオカリナ
28
「君はどの歌が好きなのだろうか」と 借りてパラパラ『サラダ記念日』
16
変わりなき繰り返す日々美しき明日はいらぬ今日の温もり
19
庭園で 水面を通る 風を受け 睡蓮と竹 仲良く揺れて
25
はいてんしょん ちま猫ちゃんも てれびたいそう体操 いっしょにするよ うんどうするよ😸(混ざられたw朝から笑いすぎておなかいたい😹)
19
鮮やかな 真紅のスモモ 初物よ(ねこ母にとっての!(笑))赤い果物 元気が出るね
17
現代はおつむまで戦場らしく霧のかくさふ五里の銃口
8
かなしみの輪郭をたどる汗 風よ大三角まできみを連れてゆけ
6
慟哭どうこくの如く雨声うせいに覚醒す 黎明れいめいに到着す台風
23
山里のジジ工房に炭火起き 爺ハム作り婆パン焼く幸せ
32
あゝあの人に伝えたきこの二文字 されど伝えれぬこのはかなさよ 
7
學生の 青春散らせし 時代ときとぞ思ふ あゝあの人に 二文字を伝え
8
八月の 島の暑さと 飢えにより 貴様も見ずに あゝガ島にと
3
枝桜 積は白き 桜かな チリしときは 鴇色にそまる
4
葉桜の 散り初めるときと 問ふたれば 秋風ぞいつ ふきさらしたか
4
桜散る 季節はいつと 問ふたれば 黄色き花が 咲き誇るなり
5
桜咲く 陛下の城の 外堀に うつるは古都の 名残なり
4
おとといはぼやきながらに長袖さがし、今日の津軽は猛暑日となる
11