君語る幸せな未来の構想当たり前に呼ぶ私の名前
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新しい風を掴んで羽ばたけばすべてが春に向けて動きだす
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愛ってさ、深い深い海のようなんてぼんやり思ってみたり
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もう君と過ごす時間は無いけれどそれでも感謝の気持ちは消えない
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台風の走り書きした列島が お詫びにもらう青と太陽
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温泉の湯にぞ浸かりて 真冬パジャマ 最強寒波よ来るならば来い
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タイミング よかれとおもい 気配りも 相手にとって 必要か否
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『人並みに』そのようにして暮らしたい。被災者の胸、保護世帯の胸
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遠近おちこちの豪雪の報「明日はわが身」を自覚の夕べ
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歌姫の紡ぐ音色は滲みゆき掠り湿って私を満たす
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鬱屈を吐き出したいと歌に乗せ風に流せば心は晴れる
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安らぎをあなたのなかに見つけてねほかのどこにもないものだから
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ふくらんだ家族の数のいずれまたひとりにしぼむ 刹那にふたり
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ガス抜きが下手な自分も創作をすれば心が温かくなる
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「安くして」そればかり言うお客様見積作る手が凍りそう
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恵方巻長さにきまりはなかったか短いのとかご利益あるのか/予約チラシ見て驚いた
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愛せないきみはぼくからまもられて敢えてまとわぬシフォンのドレス
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メール見てクライアントの要望が雑で頭を抱える睦月
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寒中の戦闘あまり辛すぎて手持ち無沙汰なハンドクリーム
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約束が守られなかったその日から手帳の中で降りやまぬ雪
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青缶のニベアを開けて手にぬれば雪の目線で夜が閉じゆく
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寝る直前 どうしてうちのトムとジェリー トムとジェリーになるのであろか>いや、トムトムか‥(苦笑)バトルやめれ(笑)
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義母という要なくした正月も流れていって煙の如く
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なんか良い音楽を聴いて泣きそうになりたい 街の灯りはつめたい
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心臓を切り取る様なメロディよ鳴り止まないで冬夜の鼓膜
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散歩道学校の横昼過ぎは溌溂な子ら戻りし日常
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夜の奥の奥の奥のその奥に 人知れず沈む僕の反抗
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点線があるものとして繋ぎ合ういつかは離れてしまう両手
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へぎそばがプツリと切れてもう一度もちりもちもち頬が落ちそう
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炎なら影法師すら焼き尽くす花のむくろの灰さえ消して
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