不合理の最たるものをOSに 人間に森は動作をする
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心の書き順忘れているくせに 知らない言葉を増やそうとする
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多様性からもこぼれた僕たちの前世はたぶん冬のヒマワリ
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テレビ見てご飯を食べて昼寝して 何もしないで一日無駄に
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水平線 直線を嫌うこの地球ほしが 唯一許した僕らの線分
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三十一文字に手引かれここへ来た千の想いの尊さ祝う(よたか様)
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創業から千年以上の団子屋さん さすがは京都 歴史が深い
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ねこたちが ひとつ寝床で お互いに グルーミングをし合い 微笑まし
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恋に恋してる時が一番輝いて見える
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ひさかたの あまつ空にはあけぼのの 朧朧ろうろうたりて東雲しののめ
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お互いにありがとうばかりを繰り返す言いたい事は遠回りして
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夜勤明け高層ビルの谷に差す朝日は壁を伝いて昇る
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交わらぬ 恋を見かねて寄せる波 平行線の続く渚で   
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あからひく 朝日子あさひこあみし羣山むらやまの 化粧けさうみねは白く照りなむ
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電源と 遠く距離取り集う森 囲む焚火に笑顔が灯る   
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高いので君はこのまま耐えてみて囲うのめて木の表情かお
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あの世から帰る人などいないという 幸せは宙に浮いています
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投稿を片手間で出来る訳はない。千首にいいねおくります(私でごめん(笑)よたか様)
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いつの間にモザイク柄のセーターに着替えて山はぬくぬく笑う
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特別な気配をまとい要人のように六時の準急に乗る
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ローソンの裏手にいつもいた猫の気配が家の窓際にする
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投稿数1000首達成お祝いに 貴方の声で「いいね」が欲しい
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わたしへの賄賂だとして差し出され団欒のお茶請けとなるチョコ
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あたためられた床と溶け合う 地球の裏側ご機嫌いかが
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紅葉の見頃を前に街路樹が 役所都合で枝払われる
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寒い朝親のかたきをとるように蹴る布団 我はアクションスター
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ヤラレタ〜孫が切る前倒れ込む 孫の笑顔にあと十回
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ついさっき オヤツをたべた ちま猫が ゴハンの時間を待ちわび騒ぐ
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エレベーター 乗り合わせた住人のお兄ちゃん おんなじ色のカルディエコバッグ>5倍デーだもんね(笑)
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氷点に 日陰で雪が生えている 直に枯れ木が雪を実らし
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