ライターの 炎ばかりが鮮やかで 雪に潜んだ 灰色の冬
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時間外を 誇る研修医 見つめつつ 黙して語らず 二百時間の影
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大晦日 正月の夜も 病院で 働き方改革 知らぬ世代に皺寄せ
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能登の地の倒れし寺の跡なれどせめて鳴らさん除夜の鐘かな / 三回忌
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正月の気分を味わいたくもあり散歩がてらの初詣かな
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ヤバいのは 道具にくっつく雪塊と 下ろす端から積もる新雪/Ver.2
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生きるのを 正当化する 声もなく 棲めば墓場よ 塞げよ人生
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晴れの日の のんびり気楽な雪下ろし 景色見渡し歌など歌い/Ver.1
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風生まれ そら舞うたてがみ 技ならぬ業より出づる つよき足音
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高波が テトラで瑪瑙を砕くなか 膝と赤切れを痛めて帰る
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雪の中 舟のよう進む 車窓から 見える色はもう 白と黒だけ
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朋友ともと呑む この7月から 息子くん 飲めるようになる 楽しみである
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半額になった紅白かまぼこをカゴに入れつつ年が始まる
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人工の風で冷やした人工の体をあわせて生まれる熱
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期待値はなるべく低くしておいて御神籤は結ぶのが目的
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今度こそ幸せになってほしかった失恋ケーキ二度と食べずに
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今年から『界隈』などを使い出す老妻のいて、あたふたとする
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クラファンに協力しよう キラキラの開運グッズ買うのをやめて
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寂しさの果てなん国へ また一歩近づいたぞと 初日を拝む
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単線の 両側まもる 防雪林 太い腕に雪 蓄えている
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一面に 広がる雪は まっている やってくるのは 稲穂か墨か
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恋愛と 名付けたことが 発明で そのことにより 弊害も生まれた
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ひとカラで防音四面を震わせて天まで届け魂の聲
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いつもより長めに喋った三毛猫の、うにゃうにゃぷぷんは年始の挨拶。
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便りあり支えなき父歩けぬと冬柿の枝さぞ細かろう
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大晦日目覚ませば小雪の世界安酒にベーコン辛子漬け
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うしなひぬ人の命の 尊さを思ひし 切に健康祈願/初詣
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鉛筆を削り君との思い出を思いつく限り書き留めておく
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霜の声 押される瞬間あの頃の 貴方の事が 冴えてしまう
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国道の真ん中転がる青いクマぬいぐるみ 拾いバス停ちょこんと立たせ
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