いきることいききることききいることとこいるといいきる いきる
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夜長月夏と変わらぬ服装で外出歩けば鳥肌が立つ
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蒸し暑い部屋を飛び出し外出れば冷たい風が髪の毛揺らす
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お祭りのくじに小遣いぶっ込んで友食うのそっと見ているイカポッポ
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マニアックもよきものですよ わたくしは アニソン好きで 聖闘士星矢星矢ドラゴンボール悟空
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身震いのひとつおきそな今朝の冷え「彼岸明け」かと庭に下り立つ
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ねこ母もさっき薬を飲みました 寝かしつけるは ねこの役割(そして夜中に起こすのもねこ‥)
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夜9時に睡眠薬を飲んで寝る そして夜中に目が覚めちゃうの
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幼き日母がちふれの化粧水はたく横顔憧れていた
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僕たちは正しい距離を見失い送電線を踏み付け走る
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前頭葉 老化のために 委縮して 言いたいことを 言ってしまった
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怖い人 怖い看守に 見張られて 私語は厳禁 絶対服従
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刑務所に 入ったことは ないけれど 児童館って 刑務所みたい
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窓開けて聞こえる虫の合唱にリズムとってる私は指揮者
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シャツの袖 覗いた腕の粟立ちに 短き秋の訪れを知る
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やりきって振替休日のキミのチャット饒舌やりとり嬉し
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宝くじ 当選したと メール来て 買ってもいません 新手の詐欺か
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青い空「もう秋かもね」君が言う変わらぬ想いすきを笑い誤魔化す
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窓口で喧嘩腰なるポンコツ姉妹 みんなそうなの相続登記/(めんどくさい)
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柔らかな人になりたい誰かにもわたしにも傷つけないように
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キラキラ星あなたのくれた生産性種火にしたくないよお母さん
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涼しいとか空が綺麗と同列に君が好きと思ってしまう
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首の無い罪人たちが階段をおのが首る頭巾かかえて
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懐かしい秋風吹いてゆっくりとホットココアを沸かしてみる
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わたしにもあんな時代がありましたふたりで帰る堀川高校
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自らの首に縄かけ蹴った椅子「バタン!」と倒れ直す者なく
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迷う森ほどよいみきを見上げれば僕より先のてるてる坊主/『怖い短歌』届きました
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日が落ちて部屋に吹き入る涼風すずかぜに靡く水琴 澄みし秋の /風の水琴
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好きですと破り渡した綴じ手帳 次はルーズリーフにするぞ
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オモウマイ いろいろ良い曲かけている(BGM)残響散歌のあとにPrincessPrincessプリプリ>懐かし〜
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