冷徹な監督もこの瞬間飛んで喜ぶ優勝だ!と
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優勝決まると届く次々とセールの告知イオンに行くぞ
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優勝かかった試合監督はエンタメ心決して捨てず
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「美しく」掲げ続けて秋むかえ胴上げされる粋な監督
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尻尾ふり チュールチュールと 地域猫 鰹節だよ にゃん人生は
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空き地では 蜻蛉の群れが 飛び交いし いずこ何処へ向かう どうにかなるさ
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寝癖たち 気づかれてない バレてない サンバのリズム で自由奔放
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万が一にでも心が揺らがないように 纏めてゴミに出したい
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きみとは多分このままの距離感がいいんだろう、と言い聞かせる日
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秋分は 我が猫寒さ 覚えたり 我が横に来て 大の字眠り
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太ももの 小シミに告げる 顔ならば きれいサッパリ 消されてるぜ 
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青春と思っていたがライブ見てわかったサザンは私の人生
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ビジュアルは金平糖かチュパチャップス それなら多少は手に取りやすいでしょ
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感情に形があればあの人が手に取りやすいように小分けを
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感情は誰かに拾ってもらうため生まれたのだと唱える学説
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下駄箱にガラスの靴の娘お迎えはかぼちゃの馬車を飛ばす母親
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炊きたてのご飯に酢橘を絞りかけ 醤油をちょろり秋の馳走ぞ
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公転をやめてボイドに踏み出したちいさな星はもう惑わない
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ふつうだね。短歌の感想落ち込むが何とでも言えふつう上等☆
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唐辛子食べれば必ず腹こわす 俺には無理だ激辛の国
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ケイトウは 鶏の頭 由来なり ケイト(毛糸)のような 暖かさもあり
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窓開けてエアコン切った静寂しじまには 飛行機電車近隣の音
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何一つ変えられなかった夏を乗せ 最終電車は南へ進む
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愛嬌でギリ生きてるとこあるけども 欲しくなかったよドジの才とか/怖い人が笑った日
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遅くなる 人を待ってた鍋を煮て 肥えたマロニー 冷めたナス \ 店屋物のしめさばに負けた
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明日の朝 背広を羽織ってみようかい まだワイシャツは半袖なれど
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いつもただ君を見ている でも今日は君が私を見ている 奇跡
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髪型が 変わっただけで すぐわかる ときめいている 君に恋してる
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久々に手淹れ珈琲うまかろう 次の週末栗菓子添えて
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春先に 体がかゆい といったら 花粉症やと 言われて驚く
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