病院の裏の隙間の陽性のあの道は今 猫が寝ている
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山肌やまはだに 落葉布団ぶとんを 掛けし木々 裸になりて 雪衣ゆきごろも待つ
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不愉快な嫌でも聞こえる雑踏の心には何を思うのだろうか
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決められた生活の型にはめられて ああ!なんて僕らは不自由なんだ!
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昼飯を考えるのが面倒で茶漬け食べる手軽で美味い
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すごろくを覚えた娘にせがまれて朝から無限すごろくの秋
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舞殿を 拝すそばから 秋しぐれ 由比の浦へと 若宮大路
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辿り着く 頼朝の墓 苔生こけむしても 威風堂々 洋花を献花
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幸せな 香りが香ってくる度に 締め付けられて 吐きそうになる
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「善良な心の橋」を渡るため必要なのは経歴じゃない/『闇に願いを』
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人類が初めて月に向かうとき 恋は地球に置いていったか
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嘘みたいこんな返事が来るなんて夢見心地でニヤけてしまう
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殉教の丘に眠りし千人の塚はかがやく淡き冬の日
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大阪城 お城の姿もみてないわ(笑) 焼き芋飴を食べただけなの>大阪城公園・焼き芋フェス
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道に迷い 小さな銀杏と こんにちは まだまだ色づき遠きけれども
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てんとう虫 ピッとはじいて ごめんねと 緑のぎと 間違われたか(緑色の上着きてた)
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月曜の朝ラジオから流れ出すサンボマスターさあて動くか
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愛されず。 愛しているから金渡す 「存在価値」が それしかないから
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絵に描いた僕で過ごした夜があるその癖君の横には誰か
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エクステと、イミテーションのアクセサリー。カラコンつけて。本物ぶる夜。
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自転車が ベルの代わりに口笛で 吾抜かし行く 寒し川縁
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走るのは 師ではなかった 幼子の手を引く君に 心でエール
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年収の壁超える前転落し玉に大きなきずをつくつて
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自由とは 空気のように 必要で 光のように 夜空を照らす
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大人とは やたらルールを こしらえて 雁字搦めが 好きな変態
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子供らは 奇跡を起こす 天才と 知っているのは 子供ら自身
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児童館 怒る大人が いなければ 笑い転げる 奇跡が起きる
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児童館 紙飛行機が 偶然に 髪に刺さった 奇跡が起こる
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いつしても うまくやけない ホットケーキ そとはかりかり 内はしめっと
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昼ごはん コンビニで出た 不良品 頂けるだけ 感謝感激
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