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すれ違い 大人筆頭として身が縮む ラブホ街の通学路 朝
5
嗚呼今日はカメムシがいる戸に床に頭上に服にシンクに椀に
16
同郷で同い年じゃん 敬語からタメ口になるスイッチがON
27
大谷と山本(由)の活躍を鼻をほじって涅槃で見てた
8
小雨濡れる 金木犀とヤマボウシ 大丈夫 空は明るくなってく(バザーお手伝い帰り)
16
格好つけの ハットも被れない 薄毛隠しと揶揄される秋
11
漆黒を 駆ける3iアトラスよ 彗星かエイリアン舟か 応えてくれ
3
素直なる人持て余したる煩悩を鎮め応援すべく思案してみる
29
ダブルベッドの末端にて遠近の揺れるユレルを感じる時計
2
肌ざむの季節になって美味くなる カップヌードル354
kcal
19
ベランダの柵 陽の下で休息す蝶 そっとスマホ向け撮影
23
七かしら八だったっけいや七よ ひとつのちがいについこだわって/誕生日
9
1日が終わるとすぐに朝が来てこのくり返しですぐ終わりそうで
5
頼むからどうか春だけは来ないでね離れたくないの終わりたくないの
5
さよならの瞬間抱きしめられるとき溢れる愛しさは言葉にならず
7
少しずつカメラロールに増えてゆく他撮りのぼくとふたりの写真
10
陽に透けて紅葉の葉脈波うって 秘密の想い宿して消える お題・透ける
5
しゅわしゅわと喉くすぐられて止まらないスカッと弾け秋空を飲む お題・コーラ
4
絶望の 果てに膨らむ爆弾を 裂けた笑顔で 悪魔が撫でる
4
名月を丸く見たくて度の強い眼鏡欲しくなる十三夜かな
24
シャツアウト重ねるセーターだらしなく自信なさげに
A
I
に訊く
14
滑走路光る翼が振動す遥かなる地へと想いを馳せて
8
搭乗口アナウンス響き長き別れ翼の影を地上に残して
6
ママたちが 談笑しながら 探り合い お受験校は 言わぬがテッパン
7
よくはれてぼくはきんいろきみがぎんいろ ふたりわらえばにじいろしかく
10
溺れこむ甘い小説の一節おいしいケーキなんていらない
6
どうしたの? 俺の頭を 撫でるキミ 翌朝キミの 鼻歌で目覚め
4
祝日のまったりワールド駆け抜ける銀杏の
羽
(
はね
)
を宙へ散らして
19
そんなとこいてはだめだとカメムシをしてはだめだと猫を叱った
16
木犀の香る坂道一歩づつ杖を頼りに空仰ぎつつ
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