一つしか 変わらないのに 八と九 終わり始まる 月末月初
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睡眠をたっぷり摂れた嬉しいな 気持ちよい朝おはようを言う
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たがために あなたが奮う 儚さは 己が果肉を もぎり取るさま
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アボカドの水耕の種変化無く夏の絵日記白きままなり
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温い風 隙間を埋めて 別の手で 水槽の空 ぼやける朝日
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思ひ立ち仕事帰りにスーパーで栗飯いなりとバナナボート買ふ
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老人を元気にするとふ漢方の書に習ひ妻にためさむと思ふ
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雷鳴に 期待が膨らみ雨待つも 光と音が今日も空振り
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飛び立ちて鳴き声止みし時の間にヒヨドリ襲う蝉の逝く空
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目を閉じて 手繰る肌掛け 心地よく まなこねむけに 君をおもひぬ
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靴ひもを結んで伸びをする君を蹴りたい背中と書く本もあり
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眠りって死の淵かもね 目覚めたら前より強くなったりもして
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寄席に来て三枝と米朝名調子次の出囃子聴きつつ外へ
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お金って時間ってこの人生て幸福って何!?誰か助けてーーーー!!!!!
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情けないことなど言うなと叱る父もう鬼籍へと旅立つ夜明け
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旅前の どこいく?どこいく? 二人して お願い長く 23
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苦しみに似た言葉など言い飽きてさて朝一番に水でも飲むか
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二十二時以降返信いたしません わたしを守ると決めた静寂
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辛いのに別れられないDVじゃん好きなんだもんざけんな仕事
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恋はしたとても切ない恋もした今は傷付く場所すらも無い
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わがらが 毛づくろいするを 横目にて ストレッチする 寝落ちオッケー
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アパートで鉢植え苺実らずに熱帯植物茂る赤道
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死ぬたびにそのまま生まれるベニクラゲ 自分の名前もフワフワ変えて
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花を買う習慣などの教え得ず庭に花ある豊かさ思う
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ローファーの薄埃を払って。気分は未だ、832なつやすみ。|終幕
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砂粒も拡大すれば発見キラキラが 山川海から砂漠の果てまで
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ズルじゃない素直にやめとく苦手だし こっちは任せてウインウインで
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ひとつくらい おしえてもらえば よかったな 例えば 眠る時間とか
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振り返る ことしかできぬ まえにあなたの すがたも匂いもない だって
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君おすすめの本 スイーツ 映画 曲 君の中には、私はいない
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