よし决定けつじょう 二股三股かけてやる 下手な鉄砲文章数撃ちゃ当たる
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秋風にただ一輪の玉すだれ静かに揺れる夏を惜しみつ \ 通称夏水仙
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外は豪雨、乗り換え駅で、温泉♨️の☔️のにおい、冠水・土砂崩れになるのわかる
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始発いつもの混みよう、いい感じ皆さん無言で通勤タイム
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足首を挫くと痛く、じっと安静、始発で痛勤か、なんくるないさ
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毎朝のラジオ体操日課なり愛猫きみも一緒に朝日を浴びて
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戦なき元禄の新田開発で湿地は田となり城下を広ぐ
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長々と二時間待たされ出た見立て暑さのせいかな?夏が過ぎれば
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久々に病院に来て思い知る五体満足有り難きかな
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病院の待合室はチョウ満員老若男女が青色吐息
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人生はアナログだから「まあいいか」それがあるから味があるらし
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ヒョウ柄のバンドに替えた腕時計少しだけれど妻若返る
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人からの誘い断り雨だれの流れ落ちるをただ聞く夜半
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空を飛ぶ小鳥を妬む気持ちさえ なくし見つめる家族の予定
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足枷の自由を小股で徘徊し満腹以外の喜び忘れ
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君の名をつぶやく度に褪せていく 止まる君の背進む僕の背
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断絶後 二度と会えない 重さ知り 自業自得の 寂しさ募る
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成長に心筋シートが伸びてゆくそして命を救ったテイジン
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本当に秋は来るんでしょうかって木原実も去年言ってた
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目眩めくるめく アナログ時計の 足音が 手が届く距離 夏の終わり目
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痛み止めは貴女の形をしてるのに 痛みは貴女の形じゃない
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髪先のしたたり落ちるしずく見て なんとか今日を生き延びれたと
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立ち上がり 関節ポキって鳴ったとき 生きてる?って 訊かれた気になる
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いつぞやの 覚えなき痣 それすらも 薄まりゆくは 時薬かな
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たった今打ち上げていたことにした探査機わたし号と見る星
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おぉ神よ、広い歩道を幅寄せて真隣抜き去るトナランナーにも裁きを
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おぉ神よ、黄昏時に無点灯で歩道爆走チャリに裁きを
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エコバッグの柄が「夜のネオン街」 持続可能な欲望なんて
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暑くってブックオフにもご無沙汰でダイソーで買った数独解いてる
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通りすがり なでる ちま猫すべすべで よきみちふっと浮かぶかもしれず
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