ゆでたまご剥いて剥いても薄皮が残る姿が私みたいで
8
例文の男女がどうも気に入らずハッピーエンドを書いて提出
11
散歩道ルート設定あれやこれどう変えようと熊が出ている
24
精神科 先人たちの苦しみの歴史があって今があるんだ
26
「春菊か」「いやこれ水菜」言うけれど 違いがわかる 舌持っとらん
10
ひこうきの澄んだ轟音そらあおぐ 青から白へこころは黄色
16
アイフォンを 使っていない 知り合いは ヒューマノイドと 決めつける俺
2
群衆にもまれるなかで僕らだけ手をふり分かつ深いサヨナラ
14
首謀者がばれないようにまんまるの回転木馬で悪だくみせよ
11
寝ていたら子供から棒でつつかれ右頬をぐりぐりえぐられた
13
愛だよね愛だよね愛愛だよね君にそう告げ呪いをかける
3
切り花のコスパ日割りで考えるそんな僕にも秋のひだまり
43
いい色のイケてる感じに破れたジーパンでひざを蚊に刺された
21
駅前でわりかし遠いとこにいる俺に向かってティッシュを渡す
14
もう最後くらい仲良くしてやれよそうか別れが辛くなるのか
16
このごろは蛭子能収えびすさん描く絵の中の冷や汗垂らす人の気分だ
19
後ろから夏目漱石のお墓がどこか聞かれた雑司が谷昼
12
じいさんがタイムマシンをしわだらけの首を長くして待っている
11
斜に構え タワマン見上げ 睨みつつ どこかビビりな 乱立ビル群
6
罪と罰読まずに書いたレポートに罪派とは何ですかと教授
11
大丈夫死後の世界はありえないただあいつだけ地獄に行った
12
悲しみは 人を強く してくれる それだけじゃない 打ちのめされてる
5
正式に選ばれてない俺だって日本代表のつもりだから
12
すれ違い 大人筆頭として身が縮む ラブホ街の通学路 朝
5
嗚呼今日はカメムシがいる戸に床に頭上に服にシンクに椀に
16
同郷で同い年じゃん 敬語からタメ口になるスイッチがON
27
大谷と山本(由)の活躍を鼻をほじって涅槃で見てた
8
小雨濡れる 金木犀とヤマボウシ 大丈夫 空は明るくなってく(バザーお手伝い帰り)
16
格好つけの ハットも被れない 薄毛隠しと揶揄される秋
11
漆黒を 駆ける3iアトラスよ 彗星かエイリアン舟か 応えてくれ
3