ハーブティーお茶に頓服・ストレッチ等・静かな音楽 眠れぬ夜の三種?の神器
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患って 投げよう思うに 手が止まり (フラクタルに続く) 自己嫌悪
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ふたりきりのオフィスで詰めるプロポーザル ハイになってあなたに触れたい
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戻れない 言葉一つが 愛しくて ただ幸せに 酔ったあの頃(同人誌「ねこのあしあと」〜子供の体温〜より、二首目)
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やり直せますか 焦げたキスをして 脳みそまで焼き切ってしまおう
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はぶらしは やさしくあてて 小刻みに 基本の「き」です たまにできてない
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いつもぼくはちょっとヘンみたいだ ドはドの音 Cフラット
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善く育て産めよ殖やせよ金を出せ泣くな笑って穏やかに死ね
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未だ梅雨が明けてないのに暑くってビールが美味い季節来たんだ
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恋焦がれ 孤独が愛せぬ 私には 文学なるもの 愛してみたく
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ただ一人 漂う事が 使命なら 同伴者とは 夢のまた夢
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いつまでも 共有できた 思い出と 地球の裏の 星屑埋める
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漕ぎ出せば 帰る港も 持たずして 溺れるだけの シシリアンキス
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去り際の 名残惜しさに そういえば 髪が伸びたね 底なしの沼
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星みたいと思ったけれど実際は大したことないそういうとこ好き
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ここが好き 頁をめくって 綻んで 言葉を愛する あなたを愛す
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嵐去り なんでもないと 思えたら 涙一粒 初めての失恋
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文月もまだ上旬でこの暑さ来る葉月を考ふまじかな
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鶴ヶ城 抱いて登った吾子は今 白虎が散りし齢となりて
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欠けてゆくだけとおもへばはかなくも見ゆる今宵のみちみちた月
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陽キャにはなれなくたって光にはなれるわけです星や炎に
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返されし君へと宛てた手紙には取り繕いの気持ち綴られ
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流水の音の聞こえる小川にて二三歩進んで木の葉見つける
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ゴリアテという名を聞きし教会のステンドグラス十字架と影
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銀紙をめくってかじるチョコレート甘い恋など忘れてしまえ
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染み付いた想い出はもう闇の中ただ蝉の声まばらに響き
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暑い夜 部下と味わう 生ビール 泡のうまさと 会話がつまみに
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つかれはて登る階段ふくらはぎ重々しくて遠き寝室
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土砂降りの雨後に僅かな涼ありて 蝉の初鳴きようように聞く
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もしいつかアメーバになる日が来たらマーマレードの瓶で飼ってね
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