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影ながら 貴方を想う 日々もあり 「 I love you 」は 富士の高嶺で
12
思慮深さ揺るがぬ君を紫のパンジー照らす二人の明日
21
春の陽も徐々に空まで連れてゆく元気になれるパンジーの白
20
無邪気さと 忍ぶ思いを 抱く君とオレンジ色のパンジー似てる
19
日も伸びて ※ ネタに夜を割く 三時間 正座したまま 眠りに入り (※)ネタに夜を割く ≒ 「ネタニヤフ」イスラエル首相
11
江ノ島に失くした恋も夕焼けも黄砂が包みパステルカラー
27
あの人と逢えるかなってパンジーと内緒話して揺れたパンジー
21
夢の君さよならを言うその夢は嘘と優しく言う君を待つ
19
時褪せてセピアの本を読む人の静寂緩まぬ九段下かな
20
久々に離れたイオンに行ってみてよく行く店が消えてて寂し
13
伏線を張って働く僕は蜘蛛あっちで四本こっちで四本
16
不機嫌なクラスメイトのジュースだけそのままにして海へ行こうか/折句・フクジュソウ
11
片付けて 片付いてから 散らかして また片付けて もう散らかして
7
スカスカの桜を見てはこの春は華が無いねと吹く風の中
21
春うらら やわに膨らむヘソ天と 同じ夢見る猫になりたい
13
夜半の竹 薮に光るや月の如 姫はなにゆゑ竹に入りてや
22
寂しさがエンジンとなり動いてる死にゆく者の目で
人間
(
ひと
)
観照す
10
夕まぐれ 山の端おぼろ 春霞 桜を惜しみ 月影さやか 花の宴
9
魂に
鰓
(
えら
)
があるから生きづらい君のいるべき海へおいでよ
6
とうげ、とうげ、山の上下、どっち行く?
(
吹くからに 秋の草木の しをるれば
)
むべ山風をあらしといふらし /022/100 文屋康秀
9
放課後に三人ハマったトランプは夢中の原点オリジナルにて
19
五線譜を黒く染めゆくペン握る 右手は剥げた
鍍金
(
めっき
)
の緑青
6
革命の狼煙を待ってる午前四時 影から睨む街の時計を
17
柱時計 壊れて知った我が町に 修理する
時計店
(
みせ
)
減っている事
14
半袖じゃ寒く長袖着りゃ暑い袖をめくればうざったらしい/部屋着の迷宮
8
母の
年齢
(
とし
)
越して今なら分かること 親の心と子とのギャップと
18
ヒノキ花粉 喉鼻までも 攻撃す 絶不調のまま 一日終わる
31
遠い日のシーツに埋まる寝顔みたい白きクリーム頬張る兄や(結婚式)
17
夕飯の香る風吹くまち歩き亡き祖母作るコロッケ思う
17
いくつもの人生乗せた鉄の箱過ぎるそのたび綿毛が飛んだ
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