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絶滅危惧種のうさぎとそうじゃないうさぎが並んで月面走る
9
クレヨンでスケッチすれば色がゆびにうつる、どこまでが絵なのだろう?
4
ぜん人類の言葉みまんの気持ちをさ 海に投げこんだ滅亡ぜん夜。
3
ただ焦がれ貴方に会えたそれなのに 遠く掴めぬきみの手のひら
19
妻が言う「一人になったら二度寝する」 「了解です」と三顧の礼す
19
命より大切なもの失った人だけそっとこの指とまれ
12
一日にりんご一個で 医者いらず 福クッキーも 今日こそ食べる
15
ちま猫ちゃん おこめ
すい
(
水
)
なんて こうぶつよ とぎじるは おはだ つやつやになる
16
題∶「朝のエレベーター」 朝の刻 箱に居並ぶ 上下(かみしも)の 礼ぞ済みたる 後(のち)の静けさ
14
ベランダで 体操するも 薄曇り 寒気が肌に 突き刺す睦月
23
脳トレに
短歌
(
うた
)
詠み始め丸二年 組み立てゲームも日毎に難し
31
吹雪く中それでも雪は少ないと雪おろしなどしたくはないな/会話
18
後輩に奢ったあとのお財布は 軽くて薄くて嬉しいトロフィー
6
そうなのか母に聴かせる童謡の歌詞改めて意味をかみしめ
22
ねむすぎるそんな朝でも君の声聞いてるだけで元気になれるよ
6
百歳の祖母がわたしに言いました四十八かいもうババアやな
28
心配も病
(
やまい
)
になると厄介だ 爪切り握る妻は深爪
10
あと五分眠っていたいと思ってた 今は眠れず朝を待ってる
18
背を丸め 行き交ふ人の 白ひ息 冬空
昏
(
くら
)
し 宵の街中
27
知らぬまに
手術痕
(
きずあと
)
撫でて眠るくせ夢の中では母の手だった
21
戦友と思ってた君も気づいたら 誰かと前へ飛び立っていた
9
口々に父の思い出母の味家族にもどるふるさとの夜
22
寒夜にて
心許
(
こころもと
)
なき水流のシャワーに打たれ今日も生きてる
19
有るはずの小豆が無くて小豆茶の煎った小豆で煮る小豆粥
14
寒空に 甘みを蓄へ春ほ待つ ほうれん草は深き緑に
21
眼をつむり
揃
(
そろ
)
えた両手に乗せられた金平糖嬉し幼稚園の日
17
冬枯れに烏の一羽柿つつき赤き実落つる哀しき青空
32
「田辺っち
!!
」と教卓から高い声 うら勇ましき女グループよ
7
俺以外 さんくん付けて 呼ぶキミに なぜと聞くのは 野暮というもの
3
スピーチで 緊張解こうと 咳払い 返って注目 浴びて緊張
6
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