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降る雪の 白きを眺む あかつきに こころばめれば またの年けれ
5
なんぼでも 答えますよと AIの 鼻高々な 囁き聞こえ
8
君と僕 青春恋歌は 朱夏を越え 白秋彩る人生讃歌
8
夜遅く 霰降ったと
夫
(
キミ
)
の言ふ パラパラパラと 窓を叩く音
25
甘いりんごと ドーナツで朝をはじめよう いつもどおりに ねこはにぎやか
23
雪国に暮らす息子の雪情報つい見てしまう一日何度も
28
パソコンのロゴ現れぬ症状に電源抜きて一日またむ
9
ご自由にどうぞ殴っていくらでも響きも倒れもしませんけれど
5
東京に 雪降り子らは 破顔する おむすび大の 雪だるまなり
17
薄桃の花びら震わせ寒風の中 花開いたこと悔やむ寒桜
13
ドア開けてよもやの景色は雪の中 不意に異世界 僕を惑わせ
17
なんにでも付けれるくせにかっこつく便利な言葉「勇気」中毒
8
水飲んでこめかみ指で押してみる昨夜の請求書だな、酒だ
23
かざす手に沁みゆく暖はしんしんとほのかな雪の火をゆらしつつ
15
楽したいただそれだけの気持ちから「差別」を「区別」にすりかえんなよ
11
解けきらぬ霜を踏みゆき貼り紙の冬物在庫一掃セール
9
頭痛さえラベルのように貼り替えて 悪友と飲むクラフトビール
26
電話口怒鳴られてゐるあひだにも思考は既に特売の棚
9
慣れないと言うためだけに降る雪を 東京はまた 初めてみたいに
15
「おはよう」が白く弾けるこの街は体温だけを頼りに起きて
22
寝癖さえ「おはよう」というサインだね無防備すぎる家族の朝に
23
過ぎ去った己れの過去は棚に上げ子の反抗期心ポキッと
19
ザクザクと 雪かきをする 職員に その人にこそ 投票したい
10
砕けたらそこで終わりの物語 君は水晶そっと抱きしめ
17
本心を言ってみたくてススキってそっとひとことつぶやいてみる
14
「寒いですね」 声かけ合えば 身ぬくみて 足取り軽く ラジオ体操へ
11
鍵掛かり閉ざさりし窓 摺り抜けて流るる
寒気
(
かんき
)
夜半
(
よわ
)
に降雪
26
わかってる きいてるみんな わかってる わかったふりを するのがAI
4
わらってる ひとたちみんな わらってる わらわれている じぶんをしらず
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夕餉時 いっぱいのおしゃべり いと楽し 食事というもの魔法を引き出す
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