なみだ かないろど 心歌こころうた ながわかれの したひしきみ
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直上の 流れのはやい白雲の 生む冷雨はやも 梅雨きたりかな
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まだ若い 三十路半ばか 店員さんお兄ちゃん たぶん歳下とおもわれている😅>ほぼタメ口(笑)いいけどさ(笑)
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緑風というのね 青葉吹く風は 心地良きかな 美容院帰り
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窓全開洗濯物の部屋干しは案外寒いと覚える裸足
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こんなにも痛い体はもう嫌だ今すぐ体を脱ぎ捨てたい
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永遠に消えないで首の筋肉痛 たしかにわたしは、きみとわたしは
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わたしたちに呼び捨てされても岩手県をイーハトーブと呼んでいる父
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そうめんを食べてもわたしの血は赤い 飽きちゃった、五月のプレイリスト
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点滴の跡が薄れて消えてゆき わたしはほんとの退院をした
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サルビアの 天高く夏 父の伏す 水枕変え 氷の冷えて
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化学の道を選んだきっかけは錬金釜かもドラクエVIII
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遠い日に 母の教えが 装られた 夕食(ゆうげ)の茶碗 子らに引き続き
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地獄逝き 次会う時はころすから お前の罪を数えて生きろ
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二十文字書き写すのを間違えて夜更かし無駄になった思い出/ドラクエ めとぬとか
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メンヘラの槍万ババア色狂い 子の幸せを考えてやれ 
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会いたいと 言えば距離越え 会いに来る それは愛だと 今ならわかる
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一抹の 罪悪感と共に出す 手抜きごはんに 吾子は喜ぶ
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衰えていく身を抱え 懸命に生き延び 傍にいてくれる愛犬きみ
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一度でも 面拝めたし、よかったよ いつでもお前 地獄に落とす
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ギリギリまでなんともいえぬ 土曜日の 雨マークいと恨めしきなり
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ご近所の人にゆっくりかけられる「こんにちは」の試されてる感
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洗面所 パックがぬるくなっていて もうすぐそこまで 夏の足音
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トモダチに 三十一音(さんじゅういちおん) 贈られて 採りたていちごを LINEで返す
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ドラクエの日だよ 39周年 リレミト&ルーラを 今でも唱えたく
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しょっぱいもの挟みたくって ランチパック(たまご) クイニーアマンのあとはドーナツ>忘れてた
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ねこべっど おふたりさまよ 5月も末 ベッドごと抱きしめたくなるわ
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いつもより多めの愚痴をきく母の免許返納してきた父の
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標本のやうに良歌を書き留める結社の冊子は熱く息して
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生温いだれかの履いたスリッパも慣れて尿ゆまりす工場トイレ
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