メタファーをまぶしてまぶして三度四度 現代短歌出来たかしら?
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冬の田に降り来る鳥は姿変え孤高の鷺から白鳥の群れに
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三十年ここで寝たんだ このベッド あるじ無き部屋 淋しさつのる \ ようやく独立!
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塩かしらスープカレーに足りぬのはも少し美味しくなれるはずなの
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いつの間に 車内ダウンの 人だらけ ブレザー1枚 JK潔し!
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薄暗き早朝散歩のお供にはヘッドライトとネックウォーマー
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金色のイチョウはまだまだ落ちもせず辺りを明るく照らすかのよう
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ぐずる吾子の 鼻汁はなじる啜りし 母の愛 知らぬと嘯き 子は逞しく
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銀杏の葉 踏みしめ 今日も ねことゆく 散歩道かな まだいい天気
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紅椿舞いては落ちて庭染めるぬくき陽ざしの縁側に憩う
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エイリアンから見た人間はチンパンジー弁当食べながら動物園を楽しんでる
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カップ麺 賞味期限を 過ぎてもた捨てられる運命 俺の人生も
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デトックスしたい日のあり 赤ちゃんの すやすや寝息を 録音したい
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はからずも 歌人の選に漏れおちて 我が身に言問う 『死にゆく言葉』
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ライブまで のこり9日と なりました 痩せてられない 太ってられない!
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今日は通院 ねこ用マフラー 巻きまして さむいからね かぜひかないでね🐱
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ちま猫ちゃん ずつき頭突き  ますます逞しく きょうは(ぱじゃまの)おそでに はいってみたよ
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兄の真似「ボクの」と言った女の子三歳になり「オレも」と言った
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うまいこと三十一文字みそひともじを並べれば短歌のようなものはできます
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元嫁が どこに惚れた?と 聞いてくる 顔と言ったら 少し照れてる
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まだ青いバナナ一房 会計で「リボ払いしかやってないです」
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かまってと言わんばかりに 甲高ひ声で呼ぶ愛猫 そっと撫ぜ
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細雪ささめ降る 師走の街に繰り出せば 赤々灯るネオンが眩し 
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五平餅売らる茶店の灯も落ちて紅葉祭りも日暮れて終わる
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「青森県東方沖」に沈み込むプレートの歪の臨界を恐る
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三十路みそじにて天に召されし君の子の訃報に嗚咽の涙が滲む
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眠いのか、血圧/血糖下がったか 判らぬ程には寒くひもじい
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死ニタイナ嗚呼死ニタイナ死ニタイナ 死ネテイナイナ死ニタイノニナ /2025.07.13
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指輪とか かたちにすると なくすから 俺の詭弁も 笑顔の前じゃ
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それじゃあと 名残り惜しんで 銭湯の 男と女に 別れて入る
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