神の矢を背負ふ戦は夢弓むきゅうの陣 馬群の間隙 狙い見定め
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やわらかな毛並みの犬を思い出すあなたをなでるまどろみの朝
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右側に白く連なる工場棟左裸木の富士見通り徃く
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十年も前の容姿かたちで孫探す下校の子らに夕陽のあたる
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蒲鉾のやうな雪道に足取られ「きゃっ」と叫びて飛ぶ女学生
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君の横 すでに女の 見えつらむ 無駄と知りせば 恋せざらましを
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もう生きる方便無くし茫として不思議ゾーンに差し掛かるのか
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今見れば二〇〇〇と四つこれ五つ作ってました飽きもせずまあ/投稿数
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チョコ成分 補給をしたら またベッド 5時になったら 薬を飲もう
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年月ねんつきはもちろんのことこの 頃じゃ時間まですっ飛んでゆく
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宴の儀 歌の剣舞は華やかに 刹那ひと突き片目をペンで
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ふるいかけ落つを嘲るお殿様 痩せる庶民のはらわた抉り
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聞こえてく 夫のサックス 初心者 そっと耳澄まし がんばってねと
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ゆうゆうと冬田の空を旋回すトンビ眺めて通院の道
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眠れぬ夜 羊かぞえるのはやめて 牧羊犬を走らせてみる
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一通のメールはカンフル剤となりインセンスの火はひとすじの煙
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行ズレやルビの反響、並び文字Utakataアイテム ザクザクなのね
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触れなくも七十年代曲流る 頬赤らめる我 見る人もなき
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幾たびも出し入れしては思い出の甚吉袋や『おわら娘』の
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原詩とも夢ともつかぬ歌の香は満つる月みて蕾ひらかせ
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穿つ夜に抱える闇は髑髏しゃれこうべ 頭へ噛みつき夢をも喰らひ
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叔父さんを何度殺せば済むのかと叱られていた奴思い出す/嘘ついてサボる
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失望も過剰な期待も生まれない過不足ないのは多分幻想
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言外の意図お互いにミスリードしてすれ違う推察の罪
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街宣車 子育て世代を 助けると ふれ回っては 寝る子を起こす
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留年の二文字を振るナイフから 逃げ切るために解く過去問集
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人は皆 知らぬを恐るる わけでなし 知り覆る 今を遅るる
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喧騒の遥か見上げる駅ビルの無駄で虚しい旅路の終わり
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組み立てに、必ず二人用意して。ネジを締めたら戻れないから。
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親孝行したい時には要介護これさえ愛と呼ぶしかなくて
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