「ワレワレハチキュウジンダ あっ行ってもた さぶなったら治ったか熱中症」
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「頑張ってください」の「い」で覗く歯に噛まれたがってる左手を振る
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うつろひは声の中にはありません ただ求めてる午前六時の
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君がいて、冷たい音に流されて 触れた数だけ君がいなくて
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四階の音楽室より見とれたり部活終わりに富士の借景
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望月を眺むる先に光りありUFOのごとやがて消えをり
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カルピスの濃さで感じる幸せをあの日の友と分かち合えれば
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角砂糖溶ける間際のきらめきに 憂鬱ひそむうつろなる水
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星が降る夜にあなたに会いたくて海の幽霊窓辺でねむる
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これはおくすりだよ 食べ過ぎるなよと 祖父から貰ひぬ マーブルチョコ/幼時
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みちのくの即身仏(ミイラ)鎮まる板敷に番(つが)う椿象(カメムシ)来世を想い
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そよ風が お盆休みに 正午過ぎ 行かねばならぬ 放課後クラブ
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時来たる!起て唐土(もろこし)の農民工 汝ら既に失うものなし(二度目は喜劇として)
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夜中ふと 目覚めてプスプス 音がする なんの音だろ ねこの寝息だ
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日本の金(きん) 掘る手は外資 誰の金(かね) 沈みゆく日の 寂しさかな
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採れたての野菜はカボチャのみとなり御先祖様へ供える夕暮れ
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盆が来ていつもの茶店人が消え 手持ち無沙汰のマスターひとり
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戦争の特集聴かなきゃ聴いとかなナイター逃げ場に連日連夜/ラジオにて
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おかえりと 帰らぬことを 知りながら 言ってもいいと 許される夏
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Youtube 過去に嘘つく 人のこと  信じられるか 信じられぬか
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いつになく風の涼しい盆の入り 戻る御霊(みたま)も過ごしやすかろ
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生きるとは失い補う行為なり息継ぎせずに水飲む子ども
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朝ドラの直美にからむ兵隊に 死亡フラグが立ったと思ゆ(ほのぼのファミリー短歌改)
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両親と もっとお喋り したかった 涙ぐんじゃう 盆の入りかな
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窓たたく夜半の雨風明けぬれば 外つ国からの皆既日食
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貝呉れしきみの宿題手伝いて令和八年夏もすぎゆく
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合流でむさい男の車には 絶対入れぬと車間を詰める
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バーベキューふるまう夫(つま)をその妻は「とのさま料理」と表現したり
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合流で若い女性の車には お先にどうぞと紳士の心
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野を分けて風渡りせば実の落ちぬ 夢覚めるごと 夏のおわりは
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