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株総の 三社の資料 読み終えて 痛き目霞む 紫陽花の色
9
日本を 地球の裏の委の国を 大地震(おおなゐ)襲う 相前後して /2026年6月25日朝岩手県沖M7.2&ベネズエラM7.5
9
地響きに驚き鳴ける雉の声揺れ来る前の静寂を破り
7
少しくらい間違えたっていいじゃない長い人生のひとコマだもん/なんとなく
21
古文では見えない人に恋をする今よりとても健全だろう
13
青田なる
久延毘古
(
くえびこ
)
の身にそよぎたる縞のチーフの光ほどけり
9
五月雨に
潮垂衣
(
しほたれごろも
)
干しも
敢
(
あ
)
へず
侘
(
わ
)
びてほど
経る
(
[降る]
)
須磨の浦人
8
縁側にのびる毛玉の水溜まりピンクのお腹とろけたアイス
2
アスファルト真昼はちょっと熱いから日が暮れてからリード取り出す
8
ほんとうのことだけ話すきみの目に射抜かれている澄んだ黒耀
7
ちょっと先のちょっとした幸福を手がかりに今日の呼吸を明日に繋ぐ
6
母さんに昔のことも聞きたいが記憶はみんなフリーズドライ/お湯を注ぐと戻ったり…ないない
16
君好みし桑の実もなし君もなしつゆ空あかで錆びぬる鍬の刃
4
相応の値段はありて千円のうな丼食えば本物恋し
10
こずゑよりうちかたぶきて眺めつつ鳶の
愛
(
う
)
さしさ忘れかねつも
5
最終話迎へし春ドラマの曲 耳に残りし淋しげな朝
17
ファミレスのビミョーに「あれれ?」の違和感は 六月十日のプチ値上げかも
10
赤い実の中は毒だと知っていて 手を伸ばしてる必要だから
4
狭苦しい教室の中で生きるには 恋でもしないとやってられない
7
人の影を喰うような音 鳴り止まぬ夕立は馬の背を分ける
4
心配はサッカーだけであってくれ風か嵐か梅雨の幕引き
6
不思議だな身体を借りて感じてる幾十億の意識が今も
6
ヨガマット目にした女児A「まほうのじゅうたん」女児B「いったんもめん」
9
夜も更けて無人の派出所過ぎゆけば血豆のごとく腫れる赤灯
12
何枚も死亡届をコピーして何度書けども複製せぬ母
6
何となく予定の歌を差し替える緊張のラジオ震度6強
14
ねこたちは まどべにならんで おそとみる 「あめだにゃ」「あめだにゃ」 「ねむいね」「ねむい」
15
お菓子でも小さな子供が好きなもの 霊能者からの助言を守る
3
父の兄 幼き体抱っこされ 立派な遺影はその子にはない
5
五月雨の
古
(
[降る]
)
江の
真菰
(
まこも
)
仮
(
[刈り]
)
にだに来ぬ人ゆゑに恋ひわたるかな
7
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