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jinse
9
さみしいと人は言いつつその道を 歩み続ける星座のひとつ
5
あなたみたくなりたくて その背なぞってたこの指も ただ空を切ることだけ心得た
4
一言目 君のひとつの息さえも 私を惨めにしていくの
3
な病みたまひそ 来し方の君言ひし まじなひと
3
背中を押してくれたのに 過去の自分に戻ってる 私はすっかり裏切り者
3
そろそろと暗闇探る足みたく友の声音に眠気をのぞむ \夜の通話にて
5
国民の底辺の下、底の底。地底人なる人を知ってる?
20
経済を勘定できぬ政治家は底辺抜きで面積を出す
23
死ぬまでは何も良いことなくっても悪いことだけ起きないでくれ
25
いい事はたまにあるから喜べる災難だけじゃ壊れてしまう
25
ハグよりも愛をつねった悲鳴からいつまでもつか計ってみたい
6
剥がれる唇 こぼれる言葉 とまらない 普通の女ね 般若になりそう
4
なぜもっと可愛がろうとしなかった過ぎた時間はどんどん遠くへ
22
平日の休日出勤 バス停の道に落ちてる鳩を眺める
5
さぁきたぞ 檜舞台の踊り子は 明日など知らずに燃える蛍よ
6
傷に塗る薬などないからすべてを嘘だとごまかし微笑む
天使
(
せんし
)
4
いつだって 笑っていよう 優しさで 周りのみんな とろけさせよう
4
怒られて 嫌な気分で いるうちは 笑顔も消えて 仕事にならず
6
児童館 窓の外まで 見渡せば 白鷺が二羽 飛んでいるわけ
3
蜂の巣が 団地の庭に あるという 警告板に 慌てて帰る
5
不完全 燃焼ですね この命 残り少なく 細々ですね
4
クビクビと 名前も知らぬ クビに巻く 冷たい輪っか 縁起が悪い
3
甘たれたまごつく口が編む呪い『君に彼女がいませんように』
5
仕事とは お金のために 嫌なこと 辛いことさえ 難なくこなす
6
タバコ吸い 畑の路地に 座り込み 時間を潰す 地主の娘
5
君だけをなくした気して夏休み 八月三十一の夕暮れ
8
零れ落ちる今と理想の高低差 貯まる滴に写る現実
8
吉野家は夜明け間近の土砂降りで買ったばかりのアロハよれよれ(中島みゆきオマージュ)
10
指折りて待つ日は明日コスモスの咲く丘に行き何から話そ
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