仕事柄 季節を感じれる事が 荒野の中の 希望のひとつ
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並木道 桜が上手く 撮れなくて 写真の道も 奥が深すぎ
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無印の 商品集め はや10年 買い続けても 「足る」を知らない
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BAYFLOW モールの好きな ブランドが タンブラー出し さっそく購入
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承認のニードは短歌の“いいね”にて満潮の如満たされていく
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九回裏 野球用語の解説に君がぽつりと「クローザーがいい」
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モールスのリズムの如き不器用な並縫いさえも吾子の愛嬌
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鼻の奥何かいるので掻き出すと小指突っ込む脳だったかな
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星空を眺めて眠る 月のない夢でも空は深く見えてた
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AIにオススメされた桜見て「すごかったよ!」とAIに言う
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喉の奥にひっかかってる言葉たちひとつ残らず吐いたら四月
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桜より花に塗れたこの空を青空と言ったのは誰でしょう
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やわらかいひつじの群れに君を投げもみくちゃにしたい日が割とある
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言葉ってときに銃口みたいだね あなたの話すやさしい言葉
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漂亮ピャオリャンと澄ました君は三垣さんえんの外から華を覗いているの
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泡沫となって消えてく泡よりは涙のような桜の花びら
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心から必死で君を追い出して ひと月振りに僕は生まれた
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人参のひとかけらさえ人の手があってのこととゆめ忘れるな
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東京の桜の便りよこす父 豪ではトンボ焦る婚活
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詠むことはガクチカなんかにできません一蹴されてもまた詠んでみる
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泡沫に連れてきたのはあなたでしょほんとは俳句好きじゃなかった
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おやすみをあえて無視する1:30いちじはん明日もLINE送りたいから
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見てくれよ、見てくれよって咲き誇る池の堤のソメイヨシノが
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軽トラの荷台に鍬とスコップと余生を載せて父ちゃんは行く
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花びらは風に吹かれて土になる蛇口のように曲がった心
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飼い猫を抱いて里山眺めればみどりごだった我が子の重さ
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満開の桜もすでに散り始め老いが臓腑に染み込んでくる
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春の陽に光る瓦が眩しくて心の海も穏やかに凪ぐ
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朽ち落ちし窓を目に持つ廃屋に絡みし蔦は動脈のごと
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ザンバラとぶっきらぼうに枝は伸び空が刺されてとても痛そう
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