青き日を過ごした君は冬の果て トロッコはもう壊れて久し
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「今日こそは」決意に満ちた小さな手 一段一段階段降りる
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「じゃ、またね」うらはら指は浮いたまま子の顔見るとクリックできず
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絵空事描くなと言われた進路希望 描かれたみたいに空は綺麗だ
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秋麗あきうらら 高き み空をゆく雲に かげろふ花野くさのまだらなりけり
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来年に育てる花を悩んでる 僕の頭は花畑かな
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綺麗事お口直しに言ってみる 汚い言葉こぼした後に
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殺してた息を弔う為にする 産声みたいなあくびを一つ
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お鼻ちゅー こねこ同士も愛らしく 大人ねこでも やはり微笑まし
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いちごガルボ ベリー緑茶を合わせたら 緑茶のベリーが行方不明に
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ただ地獄に落つまで隣にいたい 好きじゃなくてもそれも愛情
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絶え間なく 紫電轟く龍の巣も 遥か彼方じゃ ただただ綺麗
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立秋は 嘘だったのだと思うほど 毎日暑い 毎日暑い
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ずっこけた 私に驚きずっこける うちの猫見てずっこけてみる
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白白黄 シルバー黒白 たまに来る 真っ赤な消防車に見惚れる
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疲れない 身体夢見て トレーニング お昼前には 身体くたくた
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それ我の そっちも我のと笑む娘 食べ飽きわれの 口に押し込む
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年を経て 嫌いなものが 増えてゆき あの人あの歌 さうゆう自分
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季節だよ頃合いだよと彼岸花ちゃんと咲いてる校庭のすみ
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涼しい風 待ちくたびれた こちらから迎えに行くよ 広い歩幅で
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厚手のもの洗濯予定が狂います 気温は下がるか秋の長雨
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限定の 宝箱のよな猫ピルケース もったいなくて ラッピングまま
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箱の中 上向いて寝てる ねこの顔 お鼻、口、あごと なんなら歯も見え
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おばあちゃん私に隠れ愛犬に 謎のお肉を食べさせないで
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ちっぽけです指先ですらつまめない亜細亜に夏の風が吹きゆく
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このままじゃ カラダもココロも萎れちゃう タオル片手に いざウォーキング
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七回忌 日盛りの夏庭 降りかけて 草むしりの亡父 背の面影くゆ
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三歳児モップ指差しちんあなご今日から床はちんあなごが拭く
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スマホ右バーガー左 ベッドへと 放ったはずの右手に在るそれ
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あかねさし 照れる月夜つくよ弓張ゆみはりの けざやかなりて秋の風吹く
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