雨の中町内会の総会へ 見たことのない人が沢山
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ベビーバス貰った人にまた返す 頑張りますね五十代でも
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米粒がつなかい杓文字 細やかなモデルチェンジが進むキッチン
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届かせるために止めるなパスパスパス!困った時には頼るぜパパス
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やさいがしんなりするまでが分からない あたしとあなたは わかれどきかも
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「割れもせにゃ器屋うつわやさんが儲からん」責める事なく 片す祖母の背
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不登校吾子の未来が見えぬ今「信じて待てよ」と亡き母は告ぐ
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「いいんすか、ごちそうさまっす」頭下げボロい先輩の靴を見ていた
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遠ざかる死温が忘れられなくて三十一文字みそひともじで殺生をする
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「ひゃっこい」とキミが言うのが好きなのでひゃっこい手をまた入れる襟元
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一つでも母の身になれ介護食小さな匙に託した願い
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俺だけが傘さし歩く雨の街小雨だけれど耐えれないんだ
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花冷えの夜も心もぬくかりし寄り添ひぬる猫のをるゆゑ
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南風ふいて弥生は雨となるこらえた道の向こうには春
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解像度低い思い出話すきみ まだ思い出にできないわたし
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きみの鼻息かと思ったその一瞬 風の姿を借りて来てくれた
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末息子 駅で見送る巣立ちの日 泣いてしまった さだまさしの『案山子』
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「マクドやろ 小さいツなんかないやんか」関西人の言い分を聞く
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あざやかな ちがほとばしるかのような 絵を描いている 戦場の彼女
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切りがいい 言い方すると ともだちだ けれどからだの関係はある
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満開の桜の脇で満開の馬酔木あせび房なり虫さへ寄らず
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若い頃 存在感が好きだった 今もうただ 華奢なモノ好き
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「いつかまた」今は会えない どうしても 君とはきっと ずっと繋がる
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依存とか 全くしてない つもりでも 安心感の 君いる気配
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本当に マスク要らない 日が来るね 買い過ぎたのを 使い切らねば
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春になり 本を読もうと 思いつき 見に付かなくて すぐ置き忘れ
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3年後 マスクも結構 慣れたけど 無いなら無いで 気持ちが良いね
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「京都には 観光客しか 居なくなる」 ありえるから今 寺巡っとく
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泥臭く 生きていくのが 好きだけど 自分の中の センスは大事
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流行は 程よくチェック していても チャラいものには 程よくアンチ
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