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一日を乗せて闇ゆく最終の乾いた声はドア閉まります
2
ペダル踏み上る坂道六人で 同じ時代を駆け抜けていく
6
明日
(
あす
)
の朝なにたべようか?フレンチトースト!卵がないよ。
3
鉄条網 有刺鉄線越しにゐる きみもおいでよ 短歌はいいよ
7
福寿草
(
ふくじゅそう
)
山茱萸
(
さんしゅゆ
)
連翹
(
れんぎょう
)
水仙
(
すいせん
)
の黃と黃と黃と黃そして
山吹
(
やまぶき
)
4
にぎやかな音が近づく県議選地元のひとり以外は知らず
2
ずっととは言わねど年に二度三度咲いてくれればいいのに 桜
3
冬季中白く固まる蜂蜜を湯につけ戻す春の一手間
5
山守はよし咎むとも来ぬ人のためにと折らむ桜一枝
3
金曜日 火水木のゴミまとめ一つ袋に押し込んで裂け
3
口癖は「いつお迎えが 来てもいい」九十二歳は
十の薬服用
(
とおのつぶ 飲む
)
7
白球を握る指先見つめつつバットを持つ手少し震えん
2
公園の桜 風がないのに花びらが落ち何かが去っていく
6
安酒はそれなりにして味せぬが数合飲みて二日酔ひする
4
君のこと少し見ただけそれなのにもうごきげんな私かわいい
4
散らばった花片を想い下を見るそんな花見があったっていい
4
いつまでも僕は卑劣だ「好きだよ」も「さよなら」さえも君に言わせた
27
「恋すればいつも初恋」そういった君が落とした
n
度目の初恋
(
ぼくとのはつこい
)
12
その花はお前のためには咲いていない。何かを語っていたりもしない。
5
植物を擬人化するより人間を擬植物化して眺めていたい
4
否定形でしか名乗れぬのはつまり、既存の
語彙
(
社会
)
が悪いのである。
2
どっちかと問われてどっちでもないと答えるたびに増えてゆく●
3
すばらしい共同性を発揮してみんなで一緒に敵を作った
1
集められビンゴゲームをさせられたある日の思い出のような悪夢
1
「好きな歌だから一人で歌います。周りに誰もいない所で。」
2
今さっきここに居るよと言い残し疎開したけど戻れないのに
5
割れて壊れたばあちゃんのフォトスタンドに入っていた二千円札
4
ふと見ると 花壇から芽が 顔を出し 成長と期待 新学期前に
4
えびせんの中毒性に似た君の笑顔を今日も探してしまう
5
前
(
まえ
)
を
向
(
む
)
き
未来
(
みらい
)
にむかって
走
(
はし
)
り
出
(
だ
)
せ エール
送
(
おく
)
るよ
君
(
きみ
)
にサチアレ
!!
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