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明日のため小さいケーキをコンビニで 2つ買い置き 退院を待つ
9
快勝の 祝杯挙げよ ひとり酒 今宵のつまみはケンタッキー
4
残席を数えて帰る準備する 気にしないまま茶を啜れたら
2
あの子にはこのてのひらの下でだけ呼吸ができる呪いをかけた
7
苦しくも 頂き目指し登る山 上向きもがく 自転車
道
(
どう
)
4
水平線に見える建造物泳ぎきったらスカイツリーに行ける
4
砂浜で転んで海の味を知る ポケットに砂と思い出残せり
4
海岸の鳥居に弾ける白波に風の手のひら見たような気する
5
バイキング海賊のことと覚えたる子供の頭に貝殻を乗せる
5
訪日の ロシアの少女 語りしか 情報飛びかい 判断出来ず
2
数日後元気な顔みて詠めますように ねこ歌、下書きいっぱいつくる
8
久々の コロナ禍明けの 宴会で 鎌の飯食べ 戦友らかな
2
風頭公園を背に出る船の行方を龍馬像と案じる
3
クローンは おなじ感情 意識でも 違う境遇 ふたごの自我で /サーバに自我をうつしたらわたしでありつづけるか?
3
自転車に 乗ってるときは 上目指せ、 ✕✕は君との 思い出よぎる
2
明日からは 目が覚めたなら 山のカミ 探しに行くね 未知の山道
7
涼しさはまだおとづれぬ日盛りにひとり秋なる荻の上風
7
【納涼】わかるわと あいづちうつこ とおいめの あいのつわもの りべんじころな
4
小学校の開放プールの水深がいつもより浅かったこと
5
北方領土 長い年月 過ぎにしか ロシアの人には 大事な故郷
4
顕現せし数千メートルCumulus は青き頭上で高笑ひせり
2
夕立のけぶる街なか立ち止まる不幸を流してくれる気がして
17
もう決めた、あくびをしてる鏡台にあたしではなく口紅しまおう
4
この疼き恋だか愛だか知らないが今日も今日とて空が綺麗だ
6
掃除などしたことのない仏壇の埃まみれて見ていた
阿弥陀様
(
あみだ
)
9
いつまでも幼いこころ見守ってくれるあなたが永遠ならば
5
立秋も過ぎたといふに この暑さ まだまだフローズンヨーグルトが美味しい
7
靑田波
(
あをたなみ
)
遠
(
とほ
)
きにおよび
廣
(
ひろ
)
ごりて
海原
(
わたのはら
)
なむ としは
榮
(
さか
)
えむ
3
わが猫
(
こ
)
らを いっぱいいっぱい撫でとこう また3日ばかり会えぬのだから
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主なき 庭には木々が 生い茂り 百日紅は 手を延ばし咲く
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