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柔らかな空の青さに促され箪笥に眠る春を出すなど
18
爆弾が並ぶ画面と曇る空 ああもうだめだーー何もできない
3
漆月海遊館につづき辺獄牢をさす白蜉蝣帷子より躑躅
4
薬局で冷たいお水いただいて 春風にコートのリボンはためく
11
黒濡れのアスファルトから立ちのぼる蒸れた匂いが春を告げた
7
雨上がり 散歩に出ようか 迷う吾 桜はなくとも 春風は誘うよ
6
痛む首 抱えて過ごす 春の午後 童謡きいて 昔にかえる。
4
桜より 傘のチューリップ 先に咲き 今年の春は ガサツな奴だ
6
いくたびの けがこえたどり ついた初夏 投打を武器に夢 の舞台へ。
2
吹き荒ぶ春の嵐とかいう奴が私の髪を耕してくる
5
待たせる身のつらさを文字に置き換えて疾れ斜陽はまだ落ちぬので
4
陽の光 身体いっぱい 浴びた猫 抱いて吸いては 幸せな午後
7
もう2度と帰らないとは誓ったが 白銀を抱く 朝のシドニー
2
あ ああ ささ たたたた ららら。それだけを携帯打ちで積み上げていく
5
食細くあと一口がしんどくて梅入りごま塩振る朝の飯
12
あたたかな春の陽のなか立ち止まる 季節はたった二週間で逝く
6
雨音の 彼方に見える 幻影は 桜花びら 舞いし春
3
雨風も働きに出る家族
居
(
お
)
り ならば買い出し行かねばならぬと
13
テイクオフ こちら砂粒離陸する 黄砂航空目指すは日本
8
雨が降る どこに落ちるか夢を見て ぽちゃり当たった 僕のおでこに
4
最善の 最たる敵は 善にあり そこそこ善いが 最も難儀
5
霧の中はだしの海でひとりきり波打ち際に涙のしるし
5
非暴力ガンジーに沁む夜のそこ 嵐の暴力雨戸をたたく
8
おかあちゃん あらーむとともに おこすとゆう みっしょんはたし ちま猫ねむる
7
雨上がりやうやう明るくなりゆきて 花粉が飛ぶから春コートが要る
5
暴風雨響いて
止
(
や
)
まない実家にて 我は
寝床
(
ねどこ
)
でいいね❤️をつける
10
暗い部屋 まるで嵐の中の寝息に 仕事に行くのを引き止めたい朝
6
ニルギリが悪い訳ではたぶん無い でもこないだの腹痛は何ぞや
6
うちの子によく似た子猫3匹の 写真にきゅんです 皆、幸せにね
6
おあずけの 桜の蕾も 雨やめば 花咲かむのか 我も咲きたや
6
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