ぐうすかぴ 夜は睡魔に負けたので 寝起きでつける昨日の日記
7
寝る時にすっぽりかぶる掛け布団 この世界には僕しかいない
12
優しさと少しのイジワルあわせ持つ 単純じゃない私も好きだよ
4
嫌なことが消化しきれず進行形誰がために書く苦行の日記
3
雨にぬれ蛙のように鎮座してだれか待ってる軍手片方
10
『人生の結論』 を上梓後に劇画家の小池一夫氏は逝去されしと
3
始発は、親子連れ多し、新年度前の準備かな
4
昨日まで桜開花2〜3輪、本日雨、開花宣言と共に黄砂も来襲か
4
寝るための助走にスマホを使うから夢の中でも低空飛行
5
いびき声 オヤジか蛙か 大合唱 ネカフェの一畳 一睡を願う
3
関わらないで  夕立ちのような  君の横顔 
2
目覚ましをセット 上げた携帯の音量に どうしようもなく下がる気分
2
この家は好きでもないのに動かない家出をしようとにかく動く
2
話せばいつも摩擦が始まる仕方ないね臆病者の二人だから
4
「好きだから」 この言い訳は いたずらも 許される魔法と 聞いたのですが
4
ひとしきり 涙を流せば ぐうと鳴く 腹の時計は いつもマイペース
8
踏む、歩く、選ぶ、支払う、家に着く。作る、食う、風呂、寝てまた明日
14
時季越えて 砂塵逆巻く 大黄土 人為は問わぬ ただ春を告ぐ
5
傘を持つ隣の人は早起きで天気予報を見てきた人だ
11
黄金の蜂蜜パンまで到着のスピードこんなところにも 春
12
サイレンを真似て遠吠え 天国の愛犬 春の甲子園
4
行き帰る人の靴から水跳ねてアーケード内、遠い雨音
6
四強(よんきょう)が 出揃(でそろ)う、次も 負けれない 真剣勝負 春のセンバツ
3
衛星が送った写メの春風の 軌跡を可視化している黄砂
10
スキップでキミの家まで行くからさ 呼んだらすぐに跳び出して来て!
10
会う前の高揚感が気持ち悪い 飛行機が離陸する時に似て
4
あたたかくスマホ写真を紙にする妣さん待っていてくれるかな
4
名人と呼ばれしカフカの絶望は僕らにとっての光なり
5
向いてないマルチタスクを求められ 何もできずに四月が終わる
3
飽和した低音強めの雑踏を 抜ける叫びは線の外側
3