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切なさで行き場のない手はスカートのヒダの合間のシェルター探す
2
語彙力なきわれが使う言の葉は着回し飽きたTシャツのよう
6
私が言う あなたが硬く頷けば淋しき独り言にならまし
1
私が言う あなたがそれに微笑めば千の言葉のシャワーにならまし
4
気がつくと桜に戯る鳥だった 高架の電車は翼を得たり
1
花びらの光一ひら一ひらに乗せられてゆく人々のこえ(桜)
1
高齢者高血圧と高血糖外せぬマスクこの地域びと
1
すべはなし やるもむなしく やるせなし さてゆきさきは いかにしようか
3
散り行きぬ 花ひとひらに我が命 行方占う今日の夜に
2
流れ行く 雲の行方を見守りし 秋も遠くに過ぎ行く気配
1
暖かき言葉にふれて目に涙 見せぬつもりが ポタポタ落ちて
2
水色の キャンパスに似た青空に 鳥羽ばたいて 雲沸き立ちぬ
1
コーヒーを夜半に飲みて眠られず 我が身しかりて置時計見る
1
戯れに 恋してみても繋ぐ糸 どこかで切れて 元の木阿弥
4
ふりむいて 貴方だけはと思いつつ 揺れて揺られて身も痩せるかな
3
梅雨入りに 紫陽花の花咲き誇り 雨に濡れ行き水玉落ちる
1
肩こりや頭痛は
病
(
やまい
)
の内になく
鎮痛剤
(
くすり
)
を飲みて笑顔をツクル
3
点々と岩に桜の首飾り
筏
(
いかだ
)
漂う公園の池
4
頂
(
いただき
)
を目指して走る真夜中のタンデム 君と流れ星になる
2
バルサンを 焚いてダニたち駆除したぞ 君を我が家に 迎えるために
1
色も香もこの世にたぐふものかはと風の情けや花散らすらむ
2
もろともにわれを誘ひて散れや花憂き世に何を思ひ残さむ
2
伊藤園ペットボトルの青汁と紙のパックの緑の隙間
3
ココ・シャネル 生き方がただ かっこいい
時代
(
トキ
)
は違えど こうでありたい
2
ムーミンの 携帯ケースに 癒されて タンブラーにも テンション上がる
2
何しても 褒めない父に 育てられ 今日もお尻を 叩かれて行く
3
生活に 疲れて昨日 早く寝て 布団を出れば 春はあけぼの
2
春分も とうの昔に 過ぎたのに まだまだ寒い 花冷えの朝
1
ノートだけ 立派なんだよ 歌作り もっといい歌 詠めたらいいな
2
お陽さまに ポカポカあたる 冬の日に バスに乗り込む 人々見つめ
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