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実像はいずれかひとつ偶然を王手をかけて収束させる
2
健康マニア用心するも無意識に口に
入
(
い
)
る糖反省会
4
胎内の 小さき命 星になり ママの涙に 浮かんで光る
17
咲き誇れ 花見て想う 尊さよ まるで翔び立つ
同胞
(
はらから
)
の如く
5
休日出勤
(
きゅうしゅつ
)
の今日の頑張りご褒美は
息子
(
キミ
)
とのおしゃべり幸せタイム
7
年末の挨拶に来た我の名を「あきちゃん」と呼ぶ老いた親方
9
平凡な日々送れれば幸せと 分かってるけど人は欲張り
15
やって来た冬将軍に手を振って おニューのコート
袖通す朝
14
ようやっと
息子
(
やつ
)
が風呂に行ったので
短歌
(
うた
)
の時間のはじまりはじまり…
9
ゲーム好き
息子
(
キミ
)
の話しは機関銃
相槌
(
あいづち
)
うつが
短歌
(
うた
)
考えている
7
柊のギザギザ撫でて馳せてみるあの子の痛み少しくらいは
3
よく訊けばどちらの言も一理あり 正義は一つ とは限るまい
13
通り雨が作るぬかるみ水溜まり、乾くまで待つあのベンチ座し
6
何気ない そんな暮らしの 悦びに 気付けとばかりに 昼寝する猫
23
一週間 怒涛乗り越え とりあえず今夜はビールだ 掃除は明日から
13
仕事終え「猫が待ってる」と思うとき心はまぁるくあたたかくなる
17
ブレンドす流動性のある愛をあなたのために淹れるコーヒー
4
育児とは違う疲労が欲しくなり、妻の帰省は日曜大工
16
あの子の愛の大きさを見くびった馬鹿は見たいものしか見てない
4
小春日の 葉敷き散らしたる 銀杏路に 警棒提げし 婦警歩哨す
8
十数年馴染みの可愛い
患者
(
おばあ
)
さん 老いゆく様を見るは寂しき
14
反日なるラベルなつかし猿山のボスらこぞりて
奸臣
(
かんしん
)
の
貌
(
かお
)
3
「半分ね」もらったりんごの数は奇数 齧って渡したきょうだいだから
5
良い顔でツッコむでしょう御嬢様の御眼鏡にかなう漫才師です
5
熱々の紅茶の湯気を吸い込みて ホッと一息 チョコで鉄分
9
「オヤツさん もらうてっては きまってるよ!」チビ猫が右で ちま猫が左
7
幼馴染敬語で綴る年賀状淡い想い夜の白雪
4
どうしてか目と鼻の先仰け反ってひた走るよな期限前日
3
寒風も 消防士たち 鍛錬す 威勢聞こゆる 署の中庭か
6
ブランコが高く上がれば上がるほど 美しくなる 重力の虹
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