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お料理は材料あっての成せる技おままごとから鍛錬を積む
13
栗きんとん美味しかったのお礼にと栗を返されまた皮を剥く
19
洗い物 背後に影が忍び寄り すわ、モノノケか!?…わが猫
(
こ
)
がキョトン
4
いつ傷が癒えるのかと聞く許したくない君の目をじっと見つめる
9
新潟と札幌間の天気予報テレビ朝日はいつも端折る
6
書いて消し消しては書いたコメントが未送信のまま、続く幸せ
9
扇風機使ってないけど置いてある もうサヨナラとそっぽ向いてる
11
梅干しと ゴーヤと砂糖 各一キロ 作ってみてね ゴーヤ漬け
美味
(
うま
)
し
10
一日を
三十一文字
(
みそひともじ
)
に 収めつつ 疲れた今日を 丸めて捨てる
27
秋風は 網を震わせ 虫団子 三つ並べて 半月の空
8
シャッターの速度は逃すきみだけの翳りをそっと拾いとらせて
2
もろもろの答えはすべてアマゾンの奥地できみを待ち構えてる
6
雨の中今日も仕事を孕ませる帰り道は傘まで濡れてる
3
感情がないわけじゃない少しだけ伝達経路が複雑なんだ
10
商談が失敗続きの私にも犬は尻尾を揺らしてくれる
16
白い部屋夜一つごと押し込める 二万円となる私のからだ
2
秋桜が空を目指していたのなら明日を捨ててもいいかもなって
7
霧雨に
褄
(
つま
)
とり歩む
先斗
(
ぽんと
)
町
蛇
(
じゃ
)
の目の中の
簪
(
かんざし
)
揺れる
4
色鮮やか ゴーヤと名残を惜しみます 八百屋に売ってる限り買うけど
4
夏が来て信濃の国の
梓
(
あずさ
)
川 河童橋より穂高を望む
3
夏終わる あの
煌
(
きらめ
)
く日々から 何度目の夏 だったんだろう
5
この涼しさを覚えていたい次の夏まで 私だけが忘れてるのかも
4
メモの短歌
(
うた
)
紙に書きそびれた期間有り 記憶力との勝負となりぬ
11
久しぶり! 赤青黄色 白ニット 今日の今日まで 忘れててごめん
4
使いかけ調味料たち時空超えここに居るかのごと賞味期限
10
妻よりも猫を愛する夫です もう慣れたから許してあげるよ
10
だって俺こんな世界に戻りたくなくてセーブもせずに来たのに
6
速報だ、明日世界が終わるって、仕事もなしか、目覚ましを切ろ
2
誰んだろ 誰かの怒りで擦り切れた人生終了ボタンの「PUSH」
2
寝起きには反射した陽すら眩しくて、って歌書いてる間に眩しくないな
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