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あかさたなはまやらわをん 恥を知る 振袖濡らし 悔い勉なきこと
4
古人
(
ふるびと
)
や 寂しがらずや 空の下 消えゆくあなた 止めないわたし
2
夢に酔い 夢の中毒 自覚して 今日も今日とて 布団に縋る
2
空が回る息を呑む風に問う なぜ今この時死ぬ事が出来ぬのか
2
華がある鼻が見たくて 目を見出す 鼻の先には 見えない
花畑
(
かばた
)
2
夢を見て 夢を追いかけ 段上がる 立ちはだかるは 踊り場の踊り子
2
君がため 春の野に出てて 若菜摘む しかし君は苦労のみぞ知らん
2
夢叶い ここぞと言わず 己に叫ぶ あの日あの時 悔いは無いよと
2
雲もなき 天を瞼に 我想う 君を追いした この目の瞼
2
君のため、心の部屋を空けてます。誰も来ないし、床は軋むし。
5
心地良い風のそよぐ月夜なれば いつもより歩を緩める家路
17
初
(
う
)
い君の 繋いだ右手 汗ばんで 何も交わさぬ 宵
(
よい
)
の明け方
4
紫陽花に 染まりし浴衣 袖通し 待ちます君の 駆け寄る姿
3
ハンカチを貴方の鞄に忍ばせた ずっと週末一緒の気分
8
夕立ちに 肩が触れ合う 傘の中 濡れて恥ずかし 張り付くシャツよ
6
夕暮れをいつもの電車が通ります 今日はもう少し乗っててもいいよ
4
午後三時 季節のはざま 長袖を 捲って歩く 夏日をつれて
9
枝にあるうちは花でも落つ先で 踏まれて地面の模様になって
2
沈みゆくXという名の泥舟で 青空に飛んだ人の手を見る
6
白白
(
しらじら
)
と 嘘を付くのは 君の癖 吐露してみせて 流離
(
さすら
)
う機微
(
きび
)
を
2
老眼鏡かけても読めず虫めがねサプリのちらし「ご注意事項」
15
葉桜の背にそびえ立つ森タワー 外から見るには美しいのに
2
帰りたい気持ちを殺して残業す 早く終われどイライラ消えず
2
一球に泣く粘投の惜敗は開幕投手みんなのエース
3
いじらしく そっとあなたを 見つめるの 投げつけてみよう
テレパシー
(
帰りたいです
)
5
三日前 遠い昔に 思えたの 次に会うのは 遥か未来ね
5
「暑いです」二日の夏日に音を上げてすぐお返しの最高四度
15
花筏 墜ちた羽虫を引き連れて 海を目指そう水葬の旅路
4
夢でだけ会える貴方は誰ですか 名前も知らない親しげな笑み
5
うたた寝から目覚め ねこ母 汗ばんで 穀雨とぞ知る 春から初夏へ
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