太陽がアスファルト上の線香花火みたいにふるえる朝だ
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恋をして君を忘れて恋をして君を忘れて恋を忘れる
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「そこにいてほしい」というこの感情の名前が「愛」だと初めて知った
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ベランダで夜空を一人見上げてる ただそれだけでなんか落ち着く
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動きだす貴方の時間の代償に、私の時間は凍えたままで
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「顔が好き」 端正だから、とかじゃなく 好きなあなたの顔だから、好き
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自らを頼りににものを調べれば、TVのVをVirusと知る
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銃刀法というものが無かったらすでに100回切腹してる
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とがくにつみせらるるは何故なにゆゑそ、とがきものをつみしそね
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美しいものを見れば居たたまれなくなる、僕が惨めすぎて
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あきさびてきたるらしきなそら模様あやなにりぬる、さびしくもあれ
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秋の夜 君を想って京王線 バイブレーション なんだメールか
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夫でも彼氏でもない友人とドライブをする秋空の下
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そりゃそうか そりゃそうだよな そりゃあなあ 折り畳み傘とキッチンばさみ
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災害で 初めて気付く 人生の 先輩方が 築いた術を
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好きだから 照れくさいから 素っ気ない だけど言わなきゃ 誤解とけない
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猫ならば君の涙を掬えたか このヨコシマで猫にはなれず
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あらごめんそんなつもりじゃなかったの(勝手に傷付くなよという顔)
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絶望に得た教訓を忘れたくなくて不幸を諦めきれない
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全タスク 午後に回して出かけよう 秋晴れの午前 KICK THE CAN CREW
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朝起きて、三食たべて、夜は寝る。理想的だが何か足りない
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難しいことは知らぬが我が輩が生きているてふことは真実
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商品が気に入らない、と屁理屈を付けて応募を諦めにけり
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君が泣き 僕は堪えて抱きしめた 机に残るふたつめの鍵
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うめはならずあらめや「このはなはなに」とへるかな乙女をとめは ※梅をコノハナとも言う
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砂糖まぶし滲むは涙かこの恋は煮詰め蓋をし仕舞い込む
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傲慢にならないように自尊心プライドを押さえ込んでる私はエライ。
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炎天下 汗を拭って坂道を 急いで登る夏は、無かった
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君と手を繋いだ夏の思い出を捏造したが秋風は吹き
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パリピてふ吾が名はまだき立ちにけり 口先だけの陰キャなるにも
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