古希すぎてなおなお慣れぬ生きること微睡む猫に教えを賜う
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姑の 嫌味と取れる 一人言 気にはなるけど 同居はムリ
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晩婚の育児おじさん友の会 グループLINEで誕生祝う
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あめ呼べば 大気は黃色の 涙して 赤があせたか 赤になるのか
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都思ひあかしの浦の浮き枕波の音にも濡るる袖かな
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今日もまたまつらの浜に唐船のよるは涙に浮き寝こそすれ
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恋ひわたる心はうはの空ながらふみも通はぬかささぎの橋
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今日もまた 人の批判を 恐れつつ やりたいことに 邁進すべし
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支配者の 束縛逃れ 自由の地 求めて止まぬ イージーライダー
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偉そうに 力を振るう 人は皆 プーチン病の 罹患患者
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発言を 控えるように 釘刺され じっと耐えたる 一時間半
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人間は 生きてゆくため 嘘を言い 言いたいことも 黙る生き物
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崇めれば 創業者だと 神のよう 一人発言 皆押し黙る
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純粋に 生きてゆくには 穢れすぎ 海はどんより 泳ぐに難し
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口閉ざす ことは時々 重要な 知恵の表れ あるメッセージ
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いい加減 現実を見ろ 孤独とは 大人の徴 勇気の証
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うかつにも 友と思って いたところ 裏切られたる 同じ過ち
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大福のようだと触らされた赤子のほっぺの薄気味悪さ
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透明なはずの闇へと手を伸ばしあなたの指を探す真夜中
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書を捨てて街に出たのはいいものの、資源ごみの日今日じゃなかった
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レジン液に綴じられた虫(二千円)虹色の羽二度と開かず
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お祭りのような生前葬のあと、ほんとに死んだような気がする
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春宵に 夢路を馳せる 天の川 海になる日は 見果てぬ未来
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睦まじい 笑顔を見せる恋人に 心の声で 永久に共にと
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告げられし 別れの言葉 胸に秘め 恋の終わりの 入口に立つ
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僕たちは夜空そら宇宙そらとの境い目で 背中合わせの星を見ていた
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わかるかな あなた私のラヴだから いのち燃やしてるの わかるかな
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占いはいいんだけどな金運線じっと手を見る啄木忌かな
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砂塵舞う尾上の桜咲きにけり外山の霞空色黄色
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そういえばあれ更年期だったかとテストステロン出てないそうだ
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