我が母の 命日近し 母前に 思い出多き しばし語らう
7
春山に 残雪在りし 花は咲き 緑は深き 風爽やか成り
4
砂浜に打ち寄せられるモノたちはかつて誰かの物だったもの
17
好投なので援護点さあ夏になれオジサンはまだ早い古希なら
4
細い指3年ものの指輪が光る小さな幸せを「幸(さち)」と呼ぼう
4
デゴイチは黒煙を上げ二年ぶり待ちわびた春歓声が湧く
5
屋上でバーベキューなどする者どもよ。天に雲なく光や強し。
2
とびっきり熱気を放つ五月晴れカープのようにみな勝ちまくれ
3
落胆の雨は猛攻止められず沈黙だからあゝ罪深い
3
友達以上 恋人以上の君だけど みんなの言う好き 何よその好き
8
寝正月ならぬ皐月の寝休日 せめて役所の書類など書き
10
明日からやり方変えてまた違う人生送ってみるのも楽しみ
15
「好き」の種 手に入れたから慎重に水を与えて咲かせてみたい
24
おろかさをこれも若さとゆるされてもう齡だねとまたもゆるさる
23
はじける子らの笑い声 空に泳ぐ鯉まで届けよ 
5
御嶽山 越えし列車に揺さぶられ 思い出さえも 揺らぐ昼方
9
透明な体を蝶が通り抜け、春はゆく 何も始まらずとも
9
友達と騒げるほどに子供じゃない 一人を楽しむほど大人じゃない
5
お兄(にい)さん お姉(ねえ)さんとか おじさんや おばさんなんて もう決めれない
2
この週を黄金にできなかった人から死んでいく 充実の墓場
4
譲り合いというか単にとりあえずひとの出方を窺っている
6
変わらない。それがいいんだ。そのことを、子らに伝える「空が青いね!」
8
新緑の 山並み眺め ほがらかに 初夏を感じる うぐいすと
12
連休に実家の居間でゴロゴロと スマホの動画で時間が過ぎてく
7
陽炎(かげろう)を 纏(まと)った君が あの夏へ 消えていくのを ただ眺めてる
7
雑草も名のある花も生えるのみ 抜き去る愛でるは人の都合よ
12
何もない 雲一つない 空の下 ゆっくり流れる 幸せ時間
6
俯きがちなあの子の夏に お花を捧げる 緑じゃないのよ
3
クッキーの残りを惜しみつ 食べきって ホワイトデーがやっと終わった(笑)
9
ちまき食べ ちま猫ちゃんは 笹にじゃれ わちゃわちゃするけど うちのお節句
10