私には君がいとしく美しく猛り喰う君尻尾を挙げる
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風さやか梅雨の真夜中心地よく月が出てきた蛙が笑う
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窓際のあの人をまだ観てたくてアイスコーヒーミルクで薄め
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さみだれにつねよりまさる思ひ河身を浮きくさのながれながれて
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恋愛体質じゃない俺は結婚をどうやってすりゃいいんだろうか
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即席でパーティーを始めよう ただ気をつけて降板禁止
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わるいけど声から忘れた誰かのこと　あーあの時のって上書きしてもな
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‪君の耳にピアス開けた同級生に嫉妬しながら死んでゆく‬
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小さなトンネルの巣に住む母スバメ子ら待望の声で鳴きいる
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隼（はやぶさ）は急降下して一瞬で爪（つめ）星掴（つか）み天空目指す
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京の町寺の内に数本の大木の繁み塀を乗り越え
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みみたぶのやはらかく練るしらたまの知られぬ恋にぬるるそでかな
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慈悲により一発で死にし女いて我恋ゆるでもゆく宛ても無し
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鋭いなおまえ太陽おれ手のひら　真っ赤な心透かして見るな
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4連勤増えてく煙草の消費量　肺胞つぶれる時音がすればな
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いつもどこか誰かに何かを求めてる人任せな日々虚無を見る空
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水無月の雨に溶かされたましいは排水溝に流れ出てゆく
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量産型女子のサックスブルーも　きみが着たなら夏の暁
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お布団のホットケーキはふわふわでバターのように溶けだす私
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吐くまで食うし血が出るまで掻く毎日だな　おれはおれを一番あきらめてる
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そばにゐてくださいませな蝋燭のなみだながれてつきるときまで
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😑🐼💴🔰（なんとなくで買ったイケアのぬいぐるみ）　🥺❣️🐼❣️✌🏿🥇（うちのパンダがいちばんかわいー）
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短夜に逢ひ見しきみを帰さじと櫂をかくしぬ天の河原に
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メンタルの中身ふわとろ甘々を包むサクサク薄皮の意思
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優しさのように瞬時に消えてしまうそんな流星群の煌めき
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ながらへば憂きこと多き木下闇むくげのはなのすずしげに咲く
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三周めの入国審査で眼（め）トリップ　夢とばす飛行 行き先はここ
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雨降る日君が「綺麗」と褒めてくれた髪を切ったよ もう会えないね
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長いのが好きとあなたが言ったから 髪よ、なるべく早く伸びろよ
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のろのろと仕度をするか迷う間に雨は上がった 行くぜ相棒
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