半分が植物だったハンバーグが動物になるいのちの連鎖
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共に居て ならましものを 一念も 先を生きたる 君が知る辺に
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ぼくの夢ふわりと座るきみのかげ微かに香る初夏の夜明けに
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何者にもならないという幸せがある 今日僕は僕になったよ
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目を瞑る沈む体と浮く意識宇宙になった布団はとける
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かなしみの涙を流す内臓にそっと触れ添う心蝙蝠(こころこうもり)
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青空を邪魔するように浮かんでるこの気持ちごとちぎれてく雲
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あの会話いつだったのかも忘れててもういっかっていつかっていつ
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水面のバニラアイスに手を振った 乗せた氷の行方も知らず
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しゅわしゅわの炭酸らしさの夢を見て たださやわかに爆発してく
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深夜便 夢から夢へはしごして 歩き疲れてまた眠り込み
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春服と 冬服重ね もう五月 季節感は まだこれからだ
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無理やり詰め込んだ想いの外装ぐらいはちゃんと規格通りに。
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冷える夜に扇風機から流されるアロマジュエルの良い副流煙
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刺激的とは程遠い日々だけど耳をすませば凪を感じる
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「次は二ヶ月後ですよ」と言われふと半袖を着たあの人思う
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浴室に干すはずだった干し物は私の部屋でだらりと憩う
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外れても大事にしてる長方形 「がんばれ!」の文字捨てられないなぁ
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行事行かず一番好きな子連れてって 二人だけの校外学習
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トローチの口移しまでしたくせにプラトニック・ラブとか言わんといてや
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二十の年幅 彼の笑み そんな奴に 死にそうくらいな恋をした
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そのやうにde-odorantを経た聲(こへ)になどてか蝶(てふ)の寄らむと花は
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妻や母でなければ良かったのかな いいえそれでは出逢えなかった
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往来の絶へた通りに立ちすくむ此処で幽鬼になるのだらうか
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虫愛づる 君を横目に 虫食べる 虫への愛の 方向の違い
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母になり 前へと進む君をみて 後ろで手を振り 心で叫ぶ
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両翼を動かせる 君のことは光の中に埋もれさせる
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菜の花は しぼむ頃今日 雨が降り 花の気持ちを 汲み取った雨(ひと)
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はる(春)となり(隣) 梅や桜は 花開く 時は同じく 冬は霞んで
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母の「子」であったと想う暇もなく (せわ)忙しく過ぎる「母」である日々
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