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80
パーセントにコードを刺す夜の過剰な生活気味の我々
6
薄氷が割れるみたいに この指が瞳が示す先はただ、青
9
あの日から二十四日目「故障ばかりです」キミの返信届きぬ
6
ボリュームを上げていこうぜ蝦夷桜。野生味少し俺にわけてよ
17
つぶやきが皮膚の下まで裂いてくるこんな場面は何度もあった
12
甥
(
おい
)
っ
子
(
こ
)
の 5年と私、 親の5年は 違うスピード
5
正直に手を挙げなさい あまふりの脈を感じるフェチな野郎は
3
思いやり そんな物など持ってない 害する前に 消えよ目の前
6
白い眼が 血走りながら哭いている
悪鬼
(
おに
)
になろうが 空みて吠える
4
「さようなら」 聞きたくなくて ただ叫ぶ 夢なら覚めてよ 今すぐ覚めてよ
3
雨降る夜 窓打ち鳴らす
水奏者
(
すいそうしゃ
)
耳傾けた 刹那のメロディ
4
釣果なく山菜下げて帰る夫ビールの量はやはり変わらず
25
折り鶴がカサリと落ちる音ひとつ引き戸の指を引き留める朝
16
私らしく この
年齢
(
とし
)
になるとそれだけで 年相応とかピンとこなくて
12
じわじわと染みるざくろの酸っぱさは 我が身を巡る 涙も忘れ
8
スプーンの上でゼリーは回転し今夜の夢を甘く彩る
14
学校に 行ったら受ける 懲役刑 行かなかったら 待つ指示命令
3
キミに葉を 突き立てるなら 先ず俺を 刺すから別に 安心してね
5
あの日から 不健全な 快楽に 溺れるあなたと 踊れぬ私
3
届かない。 何も
伝
(
い
)
えない なまごろし 何処まで引くの 地獄の彼方?
6
幻日のうえを飛ぶ蝙蝠傘とミシンが出会う夜に乾杯
6
歌詠みの記録か日記か芸術か 判ずるべきは己に非ず
9
誰だって誰かを失い生きていく 色んな後悔心に綴じて
50
世の中の 役に立ちたい理由じゃない 君の支えに なりたかっただけ
10
「手伝って!」カードに増えてく春色のシールを指にニンマリの友
3
残業が 増えよが誰も推さないし ひとり唄うよ 「Progress」ジャン!
4
龍淵
(
りゅうふち
)
の死せる
水面
(
みなも
)
にのぞきこむ久遠の星も今はねむれと
3
「好きなんだ」そう言ったんだ 心臓が 怖いくらいに 鳴り止まなくて
6
どこまでも空が青いと知ったのは天井のない青を見てから
10
この気持ち 幾億光年歌おうが 端から見たら ストーカーだよ。
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