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まだここに炎が点る場所があり 揺らめいている夜の悲しみ
1
倦みてやまぬ心は 空に翔べよとて 吹き抜けの空 ハンケチを投げ
1
口許
(
くちもと
)
のニキビを潰しては
呻
(
うめ
)
き臆病なまま罰を受けゆく
3
祖母が住むホームの天窓見上げたら そうねこんなに冬だったのね
11
ひび割れたブラウン管を蹴り上げて最後の嘘を吐き出してくれ
1
大便をたくさんしても紙に付く便は少ないこともしばしば
4
五月雨に 独り暮らしの この一夜かな
0
本を読む一時間かけゆっくりと時給はマイナス千六百円
1
振り向けば貴方と過ごし年月を心静かに懐かしむ今
2
なにもかも消え去るのだわ、
T
ミノをねじこまれていくように下から
2
レポートを出すためだけに大学へ今日は一日二十二時間
0
エアギター歴の長さでは勝ったがエアドラム歴では負けている
1
日曜日を週初めと知らぬまま生きていけるのは何歳まで
2
無垢だけで 踊り続けてられるほど 幼くなくて 前髪を切る
1
目に見える傷はもらえなかったので 可視のものくらい くれてもいいでしょ
0
その影は俺とおんなじ 永遠の夜にみかづきふたつが浮かぶ
1
落とし穴は 深くて出口が 見えません 光が無いのは 辛いものです
1
恋という 落とし穴が ありました 僕はそこに 落ちたのです
1
異次元へ繋がるうちの洗濯機 片方だけの靴下は行く
7
あの夜に腕に抱えた温もりは僕だけのものであると思うこと
2
ハチロクで 千葉の峠を ロックオン グリップ足らぬ 出回り悪い
0
趣を放ちつづける詩集たち破れた帯のささくれまでも
4
積み上がる 来るかどうかも不確かな きみに捧げたりんごのカード
0
うすっぺらな紙ひとつでは思いの陰り消せもせず可能な孵化を
0
iPhoneを見つめる僕を見つめてる僕より僕の好み知るこれ
6
毛羽立ちを撫で合うような恋だった 抜け落ちた羽 見ないふりした
3
音楽の教師になれず今はただ焼くか茹でるか卵見つめる
19
今はまだ無謀なほどの夢掴む手は手袋にしまうけれども
12
なんだっけ夢で作ったあの短歌街がどうたらあの子がなんたら
4
踊り場で汗ぬぐいまた登りだす祖母の背中をそっと支えて
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