静けき夜 ひとりながむる 太秦うずまさ半跏思惟はんかしゆいの おもかげゆかし
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しっとりと包むような夜の風 目には見えねどここにも春が
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花咲けどまばらに寒き春の日に五十回目のはじめの一歩
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会議後のカラオケくらいさ楽しみはリタイア出来ぬ夫のつぶやき
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押し入れのあかいろの屋根のおうちで わたしのかけらと眠るうさぎ
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今生を辞してあちらの歌会に持ち込むための詠草を編む
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月日経ち 己と君を許せない 子につみはなし 処すは我のみ
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すりきれたのんどがはなつうたごえがどこかに春を呼び寄せている
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うたかたの素敵な短歌に救われて 身体の奥の芯もほころぶ
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春が来た 桜が咲いた 動き出せ 花咲くように 笑みを纏って
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春風も 陽光さえも 透かすよな 淡く儚い 桜に恋す
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ちっぽけな吾の独り言に共感❤️をいただく嬉しさギフトの如し
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僕らの文学は あの頃に忘れた希死念慮
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「あと一歩」なんて励ますその声が崖の上じゃないことを願う
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あの日から何年経っても僕たちはふたりじゃなくてひとりとひとり
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欲しいのは確実性の生きる意味 どう足掻いても確立しません
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かどっこの家が壊される風圧で空を舞った手配書のビラ
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子還しの 罪人つみびと願う 世の親よ 生まれし奇跡いのち 等しく幸あれ
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消えたいと願う夜にもきみがいて何も知らずに眠っているの?
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うわ!ねこが!ねこが!そこだめ!踏まないで! ごめんね一人で騒いじゃって
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御堂筋 貴方が口ずさむその歌を 聴くだけのぼくは一方通行
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気がつけば別れのうたを詠んでいる 桜のはなの柔さに甘えて
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定時前のスタバで、☕️ダブルespresso、スッキリして、帰宅開始🏃‍♂️
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帰宅電車、ほとんど座れる、女性が7割、皆さまお疲れ様
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ひっつかれクルクル言われ タヌ猫も かわいいけれど わが猫を想う(タヌは母の子)
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空の虚うろ 月に光りし 底の顔 潜ってキスして おやすみぐっない
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目が醒めて 身体が重く 動けずに 息をするので精一杯で
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首が痛い 背中も痛い 腕も痛い それでも信じる 加齢ではないと
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「あたりまえ」 社会・責任・労働・義務 全てに怯え布団に潜る
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震災で故郷なくした人に会い根のない花の肝っ玉知る
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