コイコイと呼んでるような水の音帽子おさえる橋上の宵
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鳥を焼く店主眺めるカウンター酒は辛口この店アタリ
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カウンター歌集片手に酒を呑みモツ煮に語るこの歌の良さ
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ユニバ行く子からの電話待っているカウンターにはビール焼き鳥
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側溝の泥あげ作業の粛々と 道具使わず手のみ使いて
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じっとしていれば涼風訪れて  そっと幸せ置いて消えたり
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悩む妻 髪をかきあげ 腕を組む 後ろで僕は 途方に暮れる
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西の空 夕陽を隠す雲の峰 梅雨明けしこと思い知らさる
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烏鳴く かれとき二人 袖を振り 名残惜しさよ 奈良(なら)の夕暮れ
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湿り気に柳(やなぎ)がほつり。いや、どうも あれの涙に当てられている
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この暑さあと一ヶ月半は続くのか二月の頃は待ちわびてたのに
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夏風邪に 咳き込む家人の 背さすりつつ 遠いあなたの 身体気づかう
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おきにいりの「きゃっとたわー」に のれたのよ よかったチビ猫 そこ好きだよね
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一度だけビシッと当てた万馬券 あれから十年線香花火
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今週も叶わない夢追いかける 4着に泣く夏の夕暮れ
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ラジオからめちゃくちゃ増えた馬体重 聞かなきゃ獲れた十万馬券
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太陽に追い越されゆく静けさとふたりきりなる微熱の夕べ
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クワガタやかぶとを育てた幼き日 蝉取りはしゃぐ子ら見て驚く
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疲れるが仕事している平日が ダラダラ過ごす土日より好き
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かき氷美味しかったね言い交わすひともどこかへ行ってしまった
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月明かり涙の川を登ったら嘘じゃないんだ花咲き乱れ
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褒(ほ)められて 嬉しいけれど 天(てん)パなの 不自然(ふしぜん)パーマ つい憧(あこが)れる
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好みの味加減の煮物 いい匂い 自画自賛だがビール欲しくなる
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枝豆を西瓜と交換喜んで完食に悩む独り者は吾
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輪郭が徐々に薄れて窓際の花か君かはさほどのことでは
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水底に覆る靴二人分仲間はずれじゃなくてよかった
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今はただ 風が吹くのを 待っている 犬と私と 錆びた風鈴
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日曜日 フードコートの 賑わいを ひとり味わう ジャンクな時間
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溜席 大村崑の座り居る 飲めば長生き?オロナミンC
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いっさいのドラマの外の黙示録終わった生とはじまる生と
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