完璧を演じるアイドル眺めつつ ぼんやり願う イデア界入り
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閑さや 天使が通り過ぎたので 見惚れるばかりの蝉の脱け殻
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誰も悪くないのに空気悪くなる 逆空気清浄機なぼくら
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誰かへの助けの言葉届かずに陰に堕ちるは自分自身で
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ああすればよかった、っていう後悔は イカリにならない 航海に出ろ
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月灯(つきあかり)都会の空に憧れる闇に隠れる僕達の星
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骨だけだし 舌とか肺とか無いけれど 好きだった煙草 供えちゃうよな~
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信じてた未来を誰かに盗られたの 証拠は無いけどそう感じるの
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流体に 心細げに飛ぶ 燈 祖から受け継ぐ 今が幸せ 
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ふわふわと 夜海に浮かぶ 灯籠が ここはタイかと錯覚させる
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蝉時雨下駄の音色と消えゆくは溶ける氷と同じ速さで
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“こころ”の 右の点だけでも くれないか しっとりソフトクッキーの肌
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送り火を見ながら彼にも刻まれる文化風習その他諸々
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さざなみのさから始めるしりとりを君と海辺で夢想して午後
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朧げに捉えた像と十年の月日をもって曇天晴れぬ
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蒸し暑い夜に二人でコーラでも飲んでしまえばさらに暑いな
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呟いた泡に蔓延る煙さえ君の一部だと思えば愛しい
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SAの女子のトイレは長蛇にて 男でよかったこういう時は
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ドライブの途中の友との再会は廃校カフェの僅かな時間
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助けられなかったひとの笑みばかり繰り返される当直の夜
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持ってきたお供え早く食べてほしい 夏にぴったりなゼリーの気持ち
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明日(あす)仕事台風来てるが行けるのか?休んで良いと言われたい
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救いの手 握力無くて 掴めない アスファルトに咲く花のように
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夫(かれ)と我の 郷土高校対戦し 熱き声援 ビールも汗かく  /高校野球⚾️
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父書いた旅行日記読み笑顔母とわれなり父迎えし盆  
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改めて貴方の言葉読み返す 見え隠れするサヨナラの文字
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ちょっと拗ね ちま猫ちゃんの たかいおこえ(声) おかあちゃんと はやくねたいのよ
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実家から乗り換え時(じ())には台風に備えてみんな急ぎ足なり
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誰も皆心に抱(かか)えるものがある それに寄り添い笑顔で生きたい
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画面より広がる花火響く音夏を見送りボリューム上げる
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