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約束をするからいつも
哀
(
かな
)
しくて
頬杖
(
ほおづえ
)
ついて月を見ていた
13
休日を倍速にして流すのはご遠慮くださいお願いします
14
文春の記者はそんなに正義なの? 叩けばホコリ出ると思うよ
14
振袖やスーツの若者見て思う 一年前の
インフルエンザ
(
成人式に行けませんでした
)
6
妹のすんなりごめんに溶かされて にぃにもごめんを言えるといいね
4
目覚めては 安堵する日々 いつまでも 変わらぬ普通を ねがうみらいに
11
息子ら
(
キミたち
)
に囲まれ写る写真には 子育て終了小さな私
21
できるのもできないことも愛おしい 子の学友の旅立ちに触れ
8
「笑って〜」と仕切り屋
嫁
(
むすめ
)
の一声に シャイな
息子ら
(
キミたち
)
全力笑顔
10
脱出の緊迫映像 それぞれに役割果たし誇らし涙
4
どうせすぐ大人になるし今だけは「あう」しかいえない君を守らせて
7
青空を拒絶しているつもりなの?ゆれるカーテン波打つ孤独
3
恋した日君のためにと植えた種 そろそろ蕾 開きそうです
15
林立する個人の胸をつらぬいた通過儀礼は絶えて久しい
3
ハイターに心臓を漬け泣きながら取れない汚れをこすり続ける
14
完成をしないいのちを連綿と続けることが責務であった
4
ひととせを数えるたびにもう誰も大人にたどり着けないらしく
5
とぼとぼとあるくぼとぼとあふれてく すきもきらいもうたになってく
8
投資詐欺心身凍る冬空に亡き弟の分も生きねば
1
振袖の 女子見てみれば ギャルばかり 不良ばかりが 勝ち組なのか
2
振袖を 今年初見る 駅の中 元日でなく 成人の日に
4
老眼鏡鼻に据えたらビーズ手芸気持ち悪くて気づく母のだ
9
切れかけのキッチンペーパー 在庫さがし 待機させ置く 名もなき家事よ
9
寝こけてる ねこのおくちがあいている オヤツのあとのあさき夢見む
7
キミと過ごして浮かされた熱を逃さない魔法の瓶が欲しい
5
日常を詠むこと躊躇わずにおこう 有り合わせでドリア作りつ
11
助手席の起きない君に気遣って 静かに開けたピノが星型
9
人生が短歌だとして 下の句の十四文字は君を詠みたい
18
「大切な話がある」と駅で待つ 今日はヒールを履いてない君
6
かたつむり真似してみんとコタツ出す 出れなくなった もうこたつムリ
4
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