けっこんを しないときめて いきてると たいていふこう 幸福さけれる /ミニマリスム
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心配や言えないことを紙に書く はなれて思考少しまとまる
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初場所に祈りを込めて踏む四股に祈りをのせて「よいしょっ」声飛ぶ
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覚えてるあの日の画面チャイム音ざわつく気持ちも阪神淡路
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冬晴れに テレビで被災地 見て願う 大雪だけでもこっちにおいで
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来世はねきっとヒト科じゃないからさ やりたいことをちゃんとやるんだ
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「あの日」吾は 神戸の高3、受験生 5時くらいまでは勉強してた(寝たとこだった)
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もう飽きたなんて言われぬ青空に 夢を叶えるチカラはあるか
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愛は「金」 持ってる人が選ばれて 持たざるヒトは 棄てられるだけ
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地上まで届くかどうか分からずに雪っぽいもの追いかけている
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蜘蛛の巣を編んでるような路線図に食べられそうで窓に目をやる
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復活の狼煙を挙げた毅郎は友の死背負う八十四歳
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走馬灯と呼ぶよりもはやごった煮の悲喜こもごもの明け方の夢
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生活の至る所に歌があり冬の寒さも乾燥肌も
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雪道にも除雪車のくる気配なくわだちのあとをたどりて歩む
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木片を 仏像にする 愛念で 一人を 佛にするため
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気持ち落ち楽しく生きるの辛いから優しく生きようそれならできそう
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親残る集団避難の中学生 二ヶ月つらい能登に雪降る
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母作る漬け物の蕪しゃきしゃきと 口のなかには真冬住んでる 
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あふれ出る気持ちに言葉が追い付かず今日もメールは下書きのまま
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雪道に車の音は吸い込まれ 心臓の音だけの運転
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震災の度に流れる涙あり 全部ためたら池の溢れし
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六歳の薄紫のランドセル 希望と不安そして教科書
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追悼の灯りは揺れる これまでの全ての被災地 想いを「ともに」
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あの頃はSN Sなど無い時代 語り継ぎたし阪神淡路
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結婚をしたくない女性 ひと清らかな まつ毛に小さな孤独が積もる
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除雪車の動く音する午前四時 被災地もまた 白の世界か
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夜九時の仕事帰りの食卓に 我待つようにサラダ巻き五個
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鰻丼のお子さま仕様注文す 少し軽めの器の美味しさ
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蒲焼きを一緒に食べた記憶さえ あれば仲良くなれる気がした
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