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二月には一足早く春が来るセレクトショップのワードローブ
4
落花生 投げては拾いまた投げて 吾子はよびこむ わが
家
(
いえ
)
の春
42
ちま猫は「ぼーる」ときどき隠してる 気が向いたらば だしてくるのよ(笑)
9
恵方巻懐かしくある沈黙は 久方ぶりの黙食の夜
10
「あら似合う髪切ったのね」「え、うれしい」男の目には見えぬまきびし
17
鬼は外 大きな声で 福は内 我の内にも たくさんの豆
5
ほんとうにひとが出るので履歴書は手書きでいちまいだけを書きたい
6
嘘のない3d6に明日からの遠征先を委ねてみたい
2
乳飲み子を 置いて夜な夜な 出る女
(
母
)
よ それほど彼に 逢いたいのだろ
4
洗練を気取るビスチェが垢抜けぬファッショニスタの上京時代
6
かみさまはいつだって見ないふりをする赤い思い出ばかりが積もる
4
はいと言い待合室で立ち上がるぼくの名前は記号と化する
14
チョコベビー最後の一粒食い終わり唐突にいま少年終了
29
鬼の面被らなくても大丈夫 言われ素直に豆食べられず
9
節分の鬼も辛かろ痛かろう 泣いて我が身を悔やむのか
2
寒いけどホットココアがおいしくてストーブの火が揺れる毎日
9
凍りつく池からのびるハスの実は この冬を耐えあの花を咲かせるのか
5
(随分と軽いな俺の人生は) スマホで書いた退職届
10
たっぷりのお出汁で作る吸い物と細巻き食みて我が家の節分
12
豆まきは気持ちを込めて このところ夫に不調の数々あれば
15
君が吹くことをやめたら僕はもう君には会いに行けないからさ
4
断食し暖房全部切ったなら半日軽く眠れてしまう
4
いつかそういつか水の上を歩けたら Silver girl 僕も一緒に
2
友チョコをやっと手配をしたけれど 配送メールが2通来る謎
6
雨マーク 仕方なく傘をカバン入れ マフラー あったか大判にする
7
満たされたグラス悠久の時を経たのに対角線上のキミはから
2
コンビニのおにぎりのフィルムが剥がせない どうも人間20年生です
3
苦しんだこの感情はあの人とこの僕だけが知ってればいい
5
雪道や転んで仰ぐ星の数スナック臭う白息吐いて
5
君からの 返信を待つ この時間 たったの数分 されど長くて
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