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病床の闇 おろしたてのカッターで生命線を薄く延ばして
0
何度でも十四十五の降雪を尋ねやっぱり数IIは苦手
12
張り裂けるこの胸からも流れ出す (恋の歌などなければいいのに)
1
【地獄だよ】もしもぼくらがゴーグルを脱いで観たならこの天国は
6
シュプレヒコール いま君が死んだとしたら・その歌のイントロだけで泣く
1
海風の 重さに凧よ耐えかねて 沖の深くに僕沈み込む
0
幼な日の 懐かしき夢思い出し 川に飛び込む真夏の日盛り
0
夜の川 繁る葉っぱと廃電車 盲目のまま歩き続ける
0
川べりで小魚殺し戯れる女も親になる日が来るか
0
学校はきらいじゃないよ教室がいやなの虫の気分になるの
1
「なあ俺ら漫画で例えりゃどのあたり?」「一巻の終わり」「お後よろしい?」
0
鉛筆が折れたささくれ鋭くて共通テストの厳しさを呼ぶ
7
現在の用語法ではまだ「死」とは圧倒的に肉体の死で
1
この罰はいつ終わるのか花色の小石がひそりたたずんでいる
1
咳の音 素顔のひとをこわがって 花見られずに明日から五月
0
朝礼も運動会も式典も出たことないがわたしはまとも
3
沈丁花 いいとこなしの俺たちの最期にもったいないほど淡く
1
粉薬 砂鉄のようにひろがって うちら頑張って生きたじゃんね
0
自分よか病んでるやつのツイートをプリントしてはトイレの壁に
0
少年の頃のかさぶた 今はあざ くすんだ気持ちに流れ込む赤
1
あたまのいいやつはシンプル 何が違う おれもこんなに単純なのに
2
桜とは 微分積分 対数と 線形代数 数Ⅱの賛辞
3
咲き終えてなお真っ直ぐである菊の茎ビニールを貫いている
2
厚着の隙間不意の寒さと汗流す3辛のカレー これ全部恋
0
麗しき 乙女は去りぬ 今ここの 逞しく立つ ほんとの女
0
早乙女の 姿探せし 夢の中 氷凍てつく この時期にこそ
0
門柱に子羊の血を塗るように「久松留守」と書いてみようか
0
誰にもある つぶれちゃいたい夜のため 遠い恒星 星のまたたき
0
君のその 匂いが僕の 肺の奥の
澱
(
よど
)
んだ空気に
溜
(
たま
)
り続ける
3
倒れたら 起き上がるしか ないのだろう けれども僕は 起き上がれない
2
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