Utakata
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ミシシッピ
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カーテンを閉めずに床に就く 眺めは良いが 寝付きが悪い、気がする
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忙しく朝から働く蟻たちにかける「おはよう 今日もがんばろう」
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寝静まる我が家で 自分ひとりだけ 寝付けぬ夜に反吐が出る
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黄砂とか ミサイルとかを口実に 朝から飛ばす おはよう
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もしきみが 苦手な香りじゃなかったら 梅の花を見に行きませんか
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腫れた目を あなたが心配してくれるから 嫌いになれない花粉症
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きみからの
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の返事のことしか考えられなくなっちゃった 春
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「私、あなたが
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o
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(
すき
)
.
」 「僕も、君が
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i
k
e
(
すき
)
.
」 同じで違う ふたりの気持ち
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出発の飛行機を取る親指は 田舎をはやく出たいようだった
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「おでんの具、三つだけ選ぶとしたら」 温めていた君との話題
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「おでん始めました」の八文字が出て 春夏秋は冬眠に入る
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胸の奥 鉛のような感覚が 私をえずかせ 言葉を吐かせる
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「手紙など 面倒でしょう」と言う彼女 僕の心にそっと封をした
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わたしのことは忘れておくれ いつか土に、星になってしまうから
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おとなりの ラジオみたいに話す声 ほうほう今日のテーマは
"
旅行
"
か
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来月には 雪に変わって消えるだろう 雨音が少し愛おしい夜
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真っ直ぐに伝えられない言葉たち 三十一字のリズムにのせて
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なんとなくずっと一緒にいられると 勝手に描いた二人の未来
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あの人を振り向かせる方法は ネットの海じゃ見つからなかった
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辞書にない言葉を探す瞬間は 大抵胸が締め付けられる
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一番の私で君に会いたいのに 君を想って今日も寝不足
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うとうととしながらきみを思い出す 夢の中なら会える気がして
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帰路に着く私を阻む赤信号 「まだいいだろ」と引き止める
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言い合いは被害者ぶったもん勝ちで 気付けば僕は加害者らしい
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丸裸になって雨を浴びられる 日本の露店風呂の特権
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白銀のジェットに乗って 気まぐれな奇跡に酔わせてくれる彼ら
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太陽との 約束時間は明日朝
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時 遅れないようにアラームを
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価値が無いように思える私でも 多少の需要はあるはずなんだ
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夕焼けに染め上げられた草木たちの引き立て役に徹する わたし
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カビが生えてしまうほどに奥深く仕舞いこまれた本当の気持ち
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