真っ直ぐに伝えられない言葉たち 三十一字のリズムにのせて 1
なんとなくずっと一緒にいられると 勝手に描いた二人の未来 0
あの人を振り向かせる方法は ネットの海じゃ見つからなかった 0
うとうととしながらきみを思い出す 夢の中なら会える気がして 0
言い合いは被害しゃぶったもん勝ちで どうやら僕は加害者らしい 0
白銀のジェットに乗って 気まぐれな奇跡に酔わせてくれる彼ら 0
太陽との 約束時間は明日朝5時 遅れないようにアラームを 1
価値が無いように思える私でも 多少の需要はあるはずなんだ 5
夕焼けに染め上げられた草木たちの引き立て役に徹する わたし 2
カビが生えてしまうほどに奥深く仕舞いこまれた本当の気持ち 0
忘れないでいてくださいと泣くきみの 笑顔をもう思い出せない 1
心臓のリズムに合わせ「トントン」と 背中を叩いてほしい夜もある 2
「こんにちは」「やあ、こんにちは」「おいしい蜜は見つかったかい?」 0
気が付けばつまめるようになった腹 貯えられたおいしい思い出 2
ガラパゴス携帯のようになりたくて 今日から始めたV字腹筋 0