ミシシッピ    フォロー 0 フォロワー 0 投稿数 75

真っ直ぐに伝えられない言葉たち 三十一字のリズムにのせて 

なんとなくずっと一緒にいられると 勝手に描いた二人の未来 

あの人を振り向かせる方法は ネットの海じゃ見つからなかった 

辞書にない言葉を探す瞬間は 大抵胸が締め付けられる 

一番の私で君に会いたいのに 君を想って今日も寝不足 

うとうととしながらきみを思い出す 夢の中なら会える気がして 

帰路に着く私を阻む赤信号 「まだいいだろ」と引き止める 

言い合いは被害しゃぶったもん勝ちで どうやら僕は加害者らしい 

丸裸になって雨を浴びられる 日本の露店風呂の特権 

白銀のジェットに乗って 気まぐれな奇跡に酔わせてくれる彼ら 

太陽との 約束時間は明日朝5時 遅れないようにアラームを 

価値が無いように思える私でも 多少の需要はあるはずなんだ 

夕焼けに染め上げられた草木たちの引き立て役に徹する わたし  

カビが生えてしまうほどに奥深く仕舞いこまれた本当の気持ち 

忘れないでいてくださいと泣くきみの 笑顔をもう思い出せない 

だんだんと自分の価値が暗闇に溶けて消え行く膨大な夜 

「私しか知らない秘密」私の秘密しか知らないの 

少しだけ 桜が遅く咲く地元 出会いも別れも少し遅め 

夜にしか詠えない私 すずむしに 勝手に親近感持ってたり 

心臓のリズムに合わせ「トントン」と 背中を叩いてほしい夜もある 

眠れない夜の雨音が不器用に奏でる僕への子守唄 

向かい風に抗いこぐペダルが 静かな彼の 小さな抵抗 

「こんにちは」「やあ、こんにちは」「おいしい蜜は見つかったかい?」 

とうきびに囓りつく僕の口元はまるで天才ピアニストのよう 

気が付けばつまめるようになった腹 貯えられたおいしい思い出 

ガラパゴス携帯のようになりたくて 今日から始めたV字腹筋 

年月の括りはみんな同じだが 言葉文化は多様な世界 

土筆たちの頭を見たら カラオケに行きたくなるのが僕の性 

殺した恋心たちに殺されそうになる たまにある日曜日 

きみが好きだと気が付いた 懐かしいあの日の夢をみた春の朝