Utakata
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ミシシッピ
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忘れないでいてくださいと泣くきみの 笑顔をもう思い出せない
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だんだんと自分の価値が暗闇に溶けて消え行く膨大な夜
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「私しか知らない秘密」私の秘密しか知らないの
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少しだけ 桜が遅く咲く地元 出会いも別れも少し遅め
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夜にしか詠えない私 すずむしに 勝手に親近感持ってたり
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心臓のリズムに合わせ「トントン」と 背中を叩いてほしい夜もある
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眠れない夜の雨音が不器用に奏でる僕への子守唄
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向かい風に抗いこぐペダルが 静かな彼の 小さな抵抗
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「こんにちは」「やあ、こんにちは」「おいしい蜜は見つかったかい?」
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とうきびに囓りつく僕の口元はまるで天才ピアニストのよう
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気が付けばつまめるようになった腹 貯えられたおいしい思い出
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ガラパゴス携帯のようになりたくて 今日から始めた
V
字腹筋
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年月の括りはみんな同じだが 言葉文化は多様な世界
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土筆たちの頭を見たら カラオケに行きたくなるのが僕の性
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殺した恋心たちに殺されそうになる たまにある日曜日
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きみが好きだと気が付いた 懐かしいあの日の夢をみた春の朝
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地位も名誉も権力もいらないので、わたしにただ愛をください
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刃を入れられた玉ねぎの 痛み苦しみを思って涙するきみ
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親子丼って なかなか残酷な料理と思ったり…いただきます
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茶色の亡き骸たちが 白の下から現れる 次は桃色か
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綺麗なものにたくさんふれて 最終的には宝石になりたい
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楽しんで仕事をしてたら疎まれる そんな新手のブラック企業
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見てほしくないところまで見た挙げ句 得意気に話すヤな占い師
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一週間というくくりを忠実に守る世界で生きるヒトたち
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風が雪を運んで降らせている きっと近付く春への抵抗だ
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誰もが皆 歴史を持っているのなら 何もかもが歴史文化遺産じゃ?
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昔から治らない皮膚疾患悪化させる冬を嫌えない
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初恋の時からだっけな 気が付けば 同担拒否になっていた
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この世界で私だけが すべて間違っている気がする時がある
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愛だとか夢だとかに囚われて 今日もただきみの隣で生きる
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