‪抱いている「つらい」の棘で痛んでも抗ってみる夢の果てまで‬
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‪痛むけど触ってしまう傷口のひとつとなった思い出の君‬
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「将来」を全て「来世」に読み換える仲だ君とは ごめん、ごめんね
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大戸屋で五穀米より白米を選ぶところが好きと思った
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あぢさゐの花さきそめて梅雨ちかくわが身世にふる雨だれの音
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誰からも 好かれていると いう人は きっと今頃 疲れているよ (昆布子さんに捧ぐ)
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「忘れろよ」 「絶対嫌だ、忘れない。こんな綺麗な月があるのに」
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月を見て 「綺麗だ」とでも 呟くか 夏目漱石 知ってるのかな (なこさんに捧ぐ」
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一日にひとつの辣韮、ひときれの沢庵、1.5合の玄米
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出る幕はないと甘んじ噤んでた口を開けよ上げろよ声を
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‪きっと今はてなマークが飛び出てるこれは入門書なのでしょうか‬
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「苦しい」を「楽しい」に換え、歌を詠む。明るいものを見て欲しいから。
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花の蜜吸って生きてたむかしには苦い蜜など知らずにいれた
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誰からも嫌われないということは誰にも好かれないということ
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別人のように笑う今の君のしあわせだけは変わらず在れと
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土砂降りの涙の理由わけを歌う歌 月が朝日を呼び起こすまで
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「好き」だけを待っているのに貴方はさ どうして月を眺めているの
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ただいまと声をかけるも返事無く ソファの毛玉ふたつ愛おし
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ナルニアの街灯の下私たちいまいるのこれからどうしよう
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通知欄にきみのライクがあるだけでかき乱される程度には好き
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わくらばに人に生まれてさまよへど立ちさりかねつ穢土に咲く薔薇
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土産品「会津のベロ長」我のみが 一人で購入し いと喜ばれて
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いきがるなナチュラルメイクも見切れない女を知らぬボウヤのくせに
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君がため流す涙に誰そ触れむただ風ばかり頬を撫ぜゆく
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大丈夫、君は強いよ 金平糖じゃりじゃり噛めばまた進めるさ
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あやす手の拍が止まりて起きる夜半きみの寝息でふたたび夢路へ
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‪本棚に残るあなたの面影は今や私の一部でもある‬
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やさしさを重ねてみっつ積み上げた 崩れないままひとつ壊れる
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楽しさは楽しさのまま此所ここにいて、どうか私をおいてかないで。
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寝たらまた朝は来るから逃げたくてたまらぬ夜をさらに更かして
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