君と僕は違うけれど、同じとこ認め合えば仲良くなれる。
0
瑠璃と玻璃並ぶかのよう、カップルが眩しく見える冬の公園。
0
喉にある、叫びたいけど叫べない「ん」の音のような、君への思い。
1
コンビニの「温めますか?」は冷めきった僕の心も対象内ですか?
2
謝って済むばかりではないらしい こわい顔した女に聞いた
1
がもとへ惹かるる心を引き留むる いまだに清く漱ぎ足らねば
0
天が下生けるものにも、人の詠む歌にも歌の種を見つくを。
0
かをり良し、花良し、実良し、梅の花、桜の花の鼻明かすべし。
1
歌をこひ、舞をこひつつ付き添へるその人こそをこひにたりけれ。
0
近かれば汚きものも見ゆるべし いましのためぞ足を留むる
2
芥川流るる先の水淵みのふちに沈む思ひは安らかならまし
2
なおるまで眠らせていて幸せな夢を見させる機械繋いで
2
生かされています世間のみなさまが下見て安心する用として‬
1
新しく知った古い言の葉の使いどころを探し求める。
1
春の雨さみしくなんかないからなひじきを煮込む音に溶け込め
16
静謐せいひつよる仕事しごとをするもなく、無聊ぶりょうのふりしてときる。
2
捨て猫を拾う気持ちで消費期限間際の品を買って帰る
0
あたらしき制服の子に風かをるひと月おくれ入学のあさ
2
‪頼れないひとほど罹るヤマイだし大丈夫って言うのやめなよ‬
0
‪チョコレート食べすぎるのは君からの甘い言葉に飢えているから‬
3
‪仕事場という舞台での役割を果たし帰路では真顔に戻る‬
1
‪未練など別れ話を遠隔で済ませる人に持つものじゃない‬
2
‪役でいいから友達がほしかった夢から覚めるカーテンコール‬
0
‪役人になってまもない十八の子らの透明すぎる‬まなざし
1
創造病症状のうち造生命・造物・歌作などの兆候
3
‪抱いている「つらい」の棘で痛んでも抗ってみる夢の果てまで‬
0
‪痛むけど触ってしまう傷口のひとつとなった思い出の君‬
5
「将来」を全て「来世」に読み換える仲だ君とは ごめん、ごめんね
6
大戸屋で五穀米より白米を選ぶところが好きと思った
1
あぢさゐの花さきそめて梅雨ちかくわが身世にふる雨だれの音
2