嫌なやつ許せないやつに罰下す汚れ仕事は神さまに任せて
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庭の隅 青々芽吹くミントの葉 プチ鬱の朝 元気をもらう
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救ってよ何度でもまた救ってよ 春に聴くのは「アストライド」
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花菖蒲ショパンの調べに雨のふる 憂い麗し紫の花
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修学の旅に行かれぬ子に友が土産持ち来る やさしさの夜
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特売日珈琲チケット二冊買ふ 知る人来ない安らぎの場所
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どうしたらいいのかわからなくっても それでも一歩 この子の一歩
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眼に見えぬ 隙を突かれて 逃げ走る 己の弱さ 見せつけられる
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フィロソフィアは当初「希哲学」と訳されしが「哲学」で普遍化、「愛知」の意なり
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多重露光で重ねられたUFOをさしずめ僕のタマシイとする
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大人びたキミは8つも年下で スカした俺を子どもにかえす
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人生の伴侶 あなたが当然におはようを言う今を忘れぬ
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死んでいた僕にいのちをくれたキミ 僕のいのちはキミに捧げる
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さらさらと嘘にまみれた文章を指から紡ぐ気遣いメール
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もう5月なのか5月は怖いんだ 息を止めて通り抜けよう
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長男が入院したら最年少 たくさん出来た憧れの兄
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上手く行くと呟いて 目をつむる 君は居ないが 朝を迎える
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キッチンでおかえりと言う妻なんて茶しぶに染まる湯呑みだろうね
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今年より 来年、さらに 再来年さらいねん もっと一日いちにち はやくなるのか
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好きになるのはヒット曲ばっかりで こんなとこだけ平凡なんて
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手のしわを数えてみせて老いたねとほほえむ母の爪先の罅
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中坊が書いた歌詞のラブソングに泣いてる親父を見て泣く僕
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とじてゆくひとつのみちをあきらめてふたたび空に前途を託す
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トトトトとリズム覚えしキミ専用の暗証番号打つ指
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タグはまだ外せてないよキミが昨日遊びの約束断ったから
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あの日から春が苦手になったまま 十年の時 長い、短い?
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ぐるぐると痛むお腹を温めて穴あけれない不幸を知った
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毎日を和ませてくれた十五年 金魚死にゆく 淋しいリビング
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生きのびた先の見慣れた青空にいつでも朝がやってくること
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ストーブを付けては消すを繰り返し卯月尽日サクラ満開
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