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最近は 歌を短歌に 縮めたい 二番煎じ 上等じゃこら
3
あるのかな 手に入るかも 隣の芝 乱れた髪に 触れられないなら
1
眠らない世界の果ての図書館で甘いゼリーを啜っていたい
2
耳元でわーわーわーと叫んでよきみをどろりと忘れた朝に
0
でもいつかニトリの三徳包丁で刺し違えるわ遠い窓辺で
2
底辺でわかりあえたら嬉しくて放恣な姿さらしてねむる
1
やれること 何だってやる 賭け狂い たった一人の クイーンだもの
1
後ろから修飾されてフランス語みたい 恋人、自由な、初夏の
1
膀胱炎になってもいいからこの人の隣りを今は離れたくない
1
この電車に一人くらいはいるだろう今日誕生日の人おめでとう
1
つないだ手いつか手錠に変わってもいいと思っている月の下
1
巣ごもりの子らにあけくれ
飯
(
いひ
)
かしぐさみしきわざをわれはするかな
0
両思い君の笑顔だけ思いける 我は待つなり再会する日まで
2
疲れても見知らぬハート知らぬ間に届き心にぬくもり灯す
5
時間が無いときに限って本を読む、プラセボで時を伸ばそうとして。
0
金物の様な頭で仕事する、ゆらゆらゆらと体ゆらして。
1
人間の生きる意味を問うたとき、夕日が静かに答えた気がした。
2
失って気付く丸亀製麺のそのやさしさとネギのおかわり
6
え? あたし眠れる部屋の美女なのにキスしてくれる人いないじゃん
9
肝臓の回復祝いに酒を飲む 生きるってのは、それに似ている。
1
あなたたち何でそんなに立派なの わたしはこんなに情けないのに
0
渦巻の 行き着く先は どこかしら 絞り紋様 続くよどこまでも
1
心得て 心得ないで 無粋だね 醜いならば いっそ潔く
0
芭蕉越え 曽良を探して いや否か そんなの要らない いかでかはとか
0
胸の穴からもれている冷たい空気があたって目が乾きそう
1
先送りネットニュースを三度読む強行止めた夏の夕暮れ
3
金髪の 俺が俺以外 それ以外? いや俺だろうよ 迷うところか
0
親方の 横顔そばに 砂煙 たばこの火なのか
粉末
(
おしろい
)
なのか
0
漢字だけ 感情に乗せて さあ行こう
一
(
はじめ
)
の一歩 今か
後世
(
あのよ
)
か
0
君のその口髭にのるご機嫌な泡のビールになりたかった日
4
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