寒いだけで貴女と組んだ腕の間のあのぬくもりを思い出すのだ
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あの、花を、買いたくて、その、冷ややかな店主の眼差しにて敗走
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いつか一つ、他人を殺せる歌を一つ、作って俺は形見に死なむ
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かの月に愁ひしづめたる かの男の愁ひ滲みしてかかる雲なり
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ねぇ、ダーリン? ラヴ・ソングとか歌う頭蓋を砕いてまわる旅にでようよ!
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「夏雲に別れた人を重ねた」とか、くだらない歌ばかり造るものだね
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世のなかを語れるほど大人じゃないけどさ、この怨ましさは一生ものだね
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コンビニの袋を下げて友来たる 調子はどう?と笑顔まぶしく
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自分が欲しい言葉ばかりを人に渡して そのくせ誰にも頼れなくて
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ふんわりと抱いていました。あの人のイマージュだけを ぽつねんとして
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久方の短歌に触るるこの頭 熱さを帯びてフル回転して
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商店街われ自転車で買い物す観光客の間すり抜け
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もみ袋 開けたら虫が 大発生 慌てて日干し 一日仕事
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命うけ生きながらえて老いてみて 恋したひとも 今はかげろふ
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せんそうを したいひとたち トランプ支持 プーチンネタニヤフ 習さんどっち?
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冗談に紛れて告げるこの想いあなた歯牙にもかけずに笑う/今日の恋歌②
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さむいあさ テレビおじさん 「夏さりふゆ」ふんふん同意 どこぞで洪水
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中途まで我慢を重ね興趣尽き匙投げざるを得ない本嫌い
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感受性育たぬ女気味悪し二十代でボカロはないだろ
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誇りなどそんなものなど要りません世に緊縛すなまくら刀
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我よりも能力低き者共は見下している雑魚たちの群れ
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「きらひなのさういふところ」といはれたり不貞寝して聞く遺愛寺の鐘
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八百屋にてまだゴーヤーを隙あらば 小ぶりだけども だいぶお安め
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秋茄子が ようやくすこし安くなり 巡り会えたよ おいしくなあれ>今から煮物
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母猫の夢見て乳吸う口元の 小さきまどろみ 起こさぬように
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夕空はグラデーションに変化して波打つように星を迎える
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これは多分、痴呆症だとわかるけどこの程度だと入院出来ぬ
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たまに来た娘に小遣いあげたから金が減ったと母が愚痴った
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「年寄りは無料だけどもまだ私、料金高くてワクチン無理だ」・・・大声・・・
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コロナワクチン母だけで良いその意味を解らぬ母に潰す苛立ち
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