Utakata
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国・政治・言語に分けられた僕らは拒否して惑ってそして愛して
5
寒さから目覚めた今も床を出ぬ生活保護の意味ある節制
22
やる事が 終わらぬうちに また別の 優先順位が 割り込んで来る
42
自転車を漕ぐ間に昇る朝の陽の熱に溶けゆく真白き吐息
43
なっぱ電車に母は乗ってた昭和には指切りをしたような気がする
14
智恵子さん奥の細道読みながらほんとの曽良が見たいと泣いた
9
新雪に足跡二つ三つと付き 寒波の朝はそろりと始まる
22
象徴となる君ささへひのもとのゆふすげとなる人うつくしき
10
知人から鯉の甘露煮いただけど リアルな鱗に食指ためらう
14
南総の犬伝説の山登り 湾越しに見ゆ出来過ぎの富士
13
梅
(
むめ
)
一輪 確かに咲いたよ菅原さん 太宰府異動で拗ねちゃだめだよ
11
ちょい多い十二時間の降り様よまあしかたない朝の飯前
14
吹雪なれど
KUSC
(
カスク
)
ながるる書斎にはカリフォルニアもよみがへりけり
7
恵方巻 今年の方位は西南西 邪気を払いて 幸多かれと
15
朝まだきUtakata開けて会う歌よ抗癌渋るこころまーるく
25
人参と枝を残して雪だるま 「さよなら」も言わず空へと還る
24
自己驕り 人の痛みを知らぬ者ほど人に傷を作るのが好き
9
眠れぬ夜の寒い部屋 布団が私を裏切った
6
上品にグラスの縁へ添えられたライムを素手で絞っていいの
7
鍋の中つみれがぷかり浮かび出てやめろ肉だけ取ろうとするな
12
新しい ことを始める 姿見て 自分も何か 始めたくなり
10
寒い朝アラーム鳴るがスムーズに何回目かでようやく起きる
10
五年もの月日があれから経ちました 先生、私まだ下の句下手かな
8
ビデオ通話 数千㌔離れても 君の笑顔がここでも見れる
9
ここはかつて熱帯雨林だったと 砂の風さえ頷くような
9
光
射
(
さ
)
す方へ進めば柔らかく温かく抱きしめられて狂える
6
雪が太陽を反射して目を焼くのに黒の様に暖かくは無いね
5
久しぶりの菓子箱はまるで玉手箱 広がる空間 無常を思う
6
致死量の毒で溺れたい 願望ではなく進行形である
5
刑事部長 案外かわいいとこあるな(笑)「俺の打った蕎麦をお前が茹でるのはどうだ」>相棒。参事官と一緒に老後を過ごしたいのね‥(笑)
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