君思ふ 今際の月は どのくらい 綺麗に満ちて いるのだろうけど
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百均にハロウィングッズが並んでてああ秋なんだと思い知らされ
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夏の夜 一緒に運んだ丸テーブル 君の色したガラスが見たい
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黄昏の 色を映した 雲浮かぶ 秋の気配を 纏わせながら
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耳をすませばお湯と換気扇が贅沢な静寂に鳴る
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残暑って 夏の気遣いなのかもね また一枚と めくるカレンダー
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孫ちゃん元気かな?あーまた泣いて笑って大きくなってるんだろなぁ^_^
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来年のスケジュール帳(ねこ)はやゲット 来月十月始まり もうそんななの
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「痛むのかい?」君の心の傷口に絆創膏を貼れたらいいのに
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どれやろう短歌うたも刺し子もやりたくて 迷ってるうち寝落ちする日々
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長月に 入りて空を 眺むれば 雲悠然と 季節進めむ
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死んだ虫黄金虫掃いたこんな虫にも限りある命
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イヤホンを外し耳を傾けるイヤホンが奏でられない秋虫の声
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なんとなく切ない歌が似合う夜 秋をこの手でたぐり寄せてく
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子は育ち求められることうしなわれ私の瞳の海路がひらく
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抽選の 結果発表 メールにて ひとり静かに ガッツポーズを
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「分からない。意味もないのに○○を。」ないからなんだやりたいだけさ
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航跡波残して夏が逃げていく(一番嫌いなのに困るな)
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閉じましょう 最後の頁 音もなく 終わる予感は あったのだから
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生真面目に真っ直ぐ話を聞く者が常に騙され虐げられる
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あら、ちょっと土井善晴がワイルドよ 素手でピーマン潰しているわ
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遠くから想う事も一つの愛 そんなガラクタ私は要らない
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なぐさめてくれなくていい(ないてない)わたしがわたしをゆるせないだけ
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髪の毛を乾かす時間も少し延び ドライヤー持つ手に秋を感じる
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「どんな弔われ方を望むか」と問われれば 「木乃伊ミイラにして居間に飾って欲しい」と答えることにしている
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山奥の小さな静かなホテルにて 3日間ほど誰にも会わず ただ寝たい
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こんなにも 苦しい日々が 来るなどと 思わずにいた 思えずいたんだ
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暑かった今年の夏は暑かった九月になってもまだ暑いんだが
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電線に止まる小鳥は音符のよう ♫♪ファファファファファララ♪♫と音階刻む
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手に負える歌はわたしの歳の数 二十一首を冊子にこめた
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