もしもさぁ 君を好きじゃあ なくなっても 多分この色は 好きなままだよ
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扇風機首振るたびに当たる風吹き出る汗に一服の涼
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コンビニのアイスと音だけの海で私の夏を救ってください
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みんみいん泣けど泣けども万緑の青さに呑まれ消ゆ蝉時雨
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ざぱざぱと流れる川のせせらぎとはしゃぐあなたで完璧な夏
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ひとりきり部屋にこもって閉ざしてる身体はあれど心は迷子
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右目からこぼれた涙の淡い粒 指で救って抱きしめた君
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鼻歌でうきうきマフィンをこしらえて一人で食べちゃうこれがぜいたく
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僕にだけ何でも話してと言うから言った本音で去りゆく野郎
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梅雨明け夜 ふとした魔が刺し 手が伸びた チョコの淵から 溶けてく会話
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庭の杏子あんずの葉っぱきらめいている夏の朝は涼しい気がする
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夏空に過ぎてく見えない風を匂いにみている君をみていた
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洗顔みたいにすすいでみたのは昨日の酔いとか照れくささとか
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「ブランコも揺れない時があるから」と止まる私に揺れてる君が
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眠れない夜と夜明けを待つあいだ耳につけてる街の足あと
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フィリピンの物乞いの少女真っ直ぐに俺を見ている4G越しで
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さりげない夏が少女にであうとき ビーチグラスの輝きが増す
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トイレットペーパーの残骸二つあり 子どもが拾う遠くみるため
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窓を打つ雨の滴が流れ落ち溜まりを作り迎える朝と
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何故かしら 身体が勝手に ひざまずく 「厳選」の名の付く ジャスミンティーに
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僕のなか まだある歌や 物語 死んだらいったい、どうなるのだろう
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幸福を 誰より欲しているからこそ 君は優しく 笑うのだろう
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ヒロインが ピンクのニットを 着てたから もうこの話は 読みたくないの
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丁寧にこの世の景色映しては見送っていく各駅の窓
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アイスティーに浮かべた薄いレモンをそっと潰してお茶を濁した
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僕らには甘い言葉もいらないよ、笛だけでほら連れていけるよ
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蝉時雨も突き刺すような夏の日が唸りを上げて立ち尽くしている
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雨に濡れ相合傘で紫陽花の淡い青さの味わいに会う
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読まないで利用規約に同意して うさぎと結婚することになった
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すき焼きにうどんを入れるあいだだけ世界人類みんなで祈る
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